CWSkimmerの「謎の不調」がいまだに解決できずに悩んでいる。どういうことかというと、 CWSkimmerの画面で一つの信号が何列かに渡って表示されてしまうことだ。
開発者のアレックス(VE3NEA)に問い合わせをしてみると
「入力信号に均一なノイズフロアがありません。これは、入力信号の問題を示しています。 どちらの場合も、HDSDRでスペクトルを詳細に調べると、歪みの性質が明らかになる場合があります(略)」
とアドバイスをもらった。なるほど。
とはいえ、まだHDSDRがまともに動かせていない状態だ。そこで全てのソフトを一からインストールしなおすことにした。
全てのソフトを新たにインストールしなおして、なんとかHDSDRを正常に動かすことができた。そしてもう一つ気が付いたのが入力は「IF OUT」ではなく「RX OUT」だということも。
アレックスのアドバイスに従ってスペクトルを調べてみた。しかしHDSDRではそういう問題は起こっていないようだ。つまり同じ信号をHDSDRとCWSkimmerが受けているのに、CWSkimmerの方だけこういう症状がでてしまうってことだ。
その後、いろいろ原因を調べていたのだけど、そのうちパソコンの機嫌が悪くなってきた。全部のソフトを動かすとCPUが100%になって動かなくなる。再起動しても同じだ。
こうなるとCWSkimmerが止まったままで動かない。いよいよ新しいパソコンに変えろってことかなと思った。そうか、それならまったく違うパソコンでこれらを動かしてみたら、何かがわかるかもしれないな。
さっそく会社で使っているノートパソコンを持ち帰り、全て一からセットアップしてみた。するとやっぱり全く同じ症状が出ていた。
なるほど、そういうことね。……と分かったふりをするが、全く何にも分からない。分かるはずもない、ぼくの頭のレベルでは……。
これだけいろいろ調べても原因が分からないなら、どうする? よしこうしよう。おじさんは決断したのだ。
もう「諦める」のだ。
いいぢゃないか、こんなことは大したことではないさ。もう諦めよう。終わりにしよう。そうだそうしよう!
諦めたら急に心が軽くなった。そのせいか、あることに気が付いたのだ。
つまりは、CWSkimmerのトンツーが見えなくても、HDSDRのウォーターフォール画面で信号が見えているのだよね。だからCWSkimmerの方はコールサインが表示さればそれでいいじゃないか。確かにそうだ。それでいいのだ!
これでやっと「FTDX3000とHDSDRとCWSkimmer」が連動できたぞ。ま、どういう方法でも自分の中で解決できたと納得できれば、それでいいんじゃないかな。
でも、問題が一つだけ残った。パソコンのCPU100%を解決するにはどうするかだ。いよいよ新しいパソコンを買えということか。おじさんは決断を迫られることになった。