昨日のブログで「8N6OLP」局を何度もコールしても、一向にコールバックされないということを書いた。その原因が相手のDTのズレ1.7秒が原因でこちらの信号がデコードされていないことだった。
どこかにWSJT-Xを使えば解決するかもしれないようなことが書かれていた。とりあえず使えるようにしてみようかな。
過去に使ったことがあるWSJT-Xを使うことで「8N6OLP」局と交信できるかもしれない。そこでJTDXの隣にWSJT-Xを置いて、どちらからでも送信できるようにしてみた。
その結果、これはすでにわかっていることなんだけど、WSJT-XとJTDXのデコードの違いをあらためて感じることになった。
同じ時間でWSJT-Xが5局のデコードなのに、JTDXは23局もデコードしている。圧倒的な差が出ているのがわかる。これだけ違うともうWSJT-Xには戻れないな。
さて、今日もSN(太陽黒点数)は「0」だけど全バンドをワッチしてみよう。今日は18MHz帯と21MHz帯のFT8が比較的良さそうだ。そこで今日は21MHz帯で待機することにした。
昨日は「東京2020 JARL記念アワード」の暫定リーチ宣言をしたけど、やっぱり受信でもいいとう解釈は、どう考えてもSWLのことだと思うので、残りは「8N6OLP」と「8N3OLP」の2局になる。
ワッチを開始してしばらくすると、その「8N3OLP」局が見えたのでちょっとビックリ。 よ〜し、さっそくコールしよう! ところが全くコールバックされない。
信号がとても弱くウォーターフォールも殆ど見えない。これは厳しいなあ。そうこうしているうちにやがて消滅。。。(;_;)
それでも今日は諦める気になれないので、ジッと待った。そして少しでも可能性がある限りはコールし続けようと思った。そして1時間半がたった。
時間は正午を迎えようとしている。それにかなり疲れてきた。もう今日はこれで終わりにしよう。そう思った瞬間、コールバックされた。お〜〜〜〜!やった〜〜〜! 諦めないで続けて良かったなあ。
これでついに残るところ「8N6OLP」1局となり「TOKYO 2020 Special」にリーチがかかった! しかし、DTズレ問題があってこれは厄介なことになりそうだなあ。
その後いろいろ調べてみると良いソフトを見つけた! それは「JTSync」という時間調整するユティリティソフトだ。さっそくインストールして使ってみよう。
このソフトを起動すると、JTDXと連動してデータを読み込む。そして大きくずれている局はピンク色に変わるので、これを右クリックして「Sync with this station」をクリックすると
修正値が計算され「Update」をクリックすると時間が修正される。これで相手局と時間のズレがなくなるのだ。
この結果、当然ながら他の局がピンク色になるので、元にもどす必要がある。
いや〜これは素晴らしいソフトだねえ。これを使えば「8N6OLP」局との交信が可能になるはずだ。そしてこういうソフトを提供してくれているDXSHELLに心から感謝しよう!
外は新型コロナウイルスという嵐が猛威をふるっている。ぼくはこの嵐が去るまでは、家の中でいろんなことを楽しみながら静かに過ごしていくつもりだ。