去年の秋にKX2のファームウェア変更で、送信出力が10Wから12Wまであがったことを知り12月22日に変更の電子申請をした。
ところが、ぼくは固定局と移動局の2つの免許を持っていて、「移動運用」の方を申請すべきところ「固定運用」の免許の方を申請してしまった。
なぜ2つ持っているのかというと、
最初に開局したときは、FT-817で固定(移動しない)局の免許を取得した。そしてFTDX3000を購入して100Wに変更申請をした。
そしてKX2を購入して移動運用するので、新しく移動局で申請した。このため2つの免許がある。これがややこしくしている。
現在は
● 固定局免許:①FT-817 ②FTDX3000
● 移動局免許:①KX2 ②VN-4002 ③IC-705
つまり、今回は移動局の第1送信機のKX2の変更なのに、固定局の第1送信機のFT-817の変更申請をしてしまったのだ。でも「FT-817のファームウェア変更で12Wに変更する」と申請して、それが通ってしまったんだね。
というより、もともと固定局免許は100Wになっているので、この表記が変わるわけではないから、表向きには全く何も変わらないということになる。
間違いがわかったのは新しい移動の免許状が今までと同じだったので、初めて気が付いたのだ。仕方がない、ぼくのミスなので1月27日に再度申請し直した。ところが申請に不備があるとの連絡があった。
「工事設計書が未入力」だという指摘だった。待てよ、ひょっとしてあれかな?
やっぱりそうだった。この部分はいつも忘れやすいんだけど「その他の工事設計」という項目があって、ここの「電波法第3章に規定する条件に合致する」にチェックをいれなければならない。
たぶん、これだろうと思って、再度申請しなおした。
そして昨日「申請・届出 審査終了のお知らせ」ということでメールが届いた。よしこれでKX2の送信出力をMAX12Wまで上げて交信することができるようになった。
こんな簡単なことなのに、だいぶ手間取ってしまったな。
さあ、今日は久しぶりにKX2で交信することにしよう。しばらくワッチするも、相変わらずコンディションはあまりよくないなあ。その後もワッチを続けると突然もの凄く強力なCQが飛び込んできた。
コールサインはJN2RCH局でJCCは2003と打っている。なんと同じ岡崎市からだ。さっそくコールすると599FBが返ってきた。岡崎市の局と交信するのは本当に珍しいことだ。
その後、しばらくワッチを続けるけど、交信ができそうな電波が見つからない。もうやめようかなと思っていると、JP6VTI局(福岡市)局からのCQが聞こえてきた。
しかし、何度もコールしてみたがやはりパワー不足なのか、コールバックされなかった。そこでFTDX3000に切り替えてコールすると、すぐにコールバックされた。
やはり12Wと100Wの違いは大きい。とはいえKX2はあくまでも移動運用のためのものだから、出力が少しでも上がるのはありがたいことだ。
そこでちょっと気になったことがある。ぼくのようなアパマンハムで、200W運用している人がいるだろうかと。そこで「アパマンハム CW 200W」で検索してみた。
すると「Hi-Q ピラニア」という、ぼくのリトルターヒルより、もっとごん太の一升瓶より太いアンテナを使って、200W運用している人がいた。
う〜ん、やっぱやめとこ。あんまり危険をともなう冒険はしたくないな。今のままで充分だこのまま楽しもう。
今日はお昼頃に買い物にでかけたけど、雲一つなくとても暖かで春の風を感じることができた。いよいよこれから春に向かっていく。なんだか心がウキウキしてくるね。