サプライ号もいよいよ2回目の板張りにはいった。
1mm × 4mmのウォールナットを1回目の板の上に張っていく。1回目は隠れてしまうので、多少のことは何とかなるけど、2回目はそうはいかない。まずは、接着するときの画鋲の穴が見えないようにする方法はどうしようか。いろんな方法を試して最終的にはこうやってクリヤーした。おし!
このまま下に向かって進もうと思ったけど、ちょっと待てよ。いいのか?これで……。船首や船尾は板の端面の始末をどうやって綺麗に張ったらよいだろう?(説明書にはそのことは一切書かれていないし)
しばらく考えた。
船首の部分は溝を掘って隠れるようにしよう。船尾も同じように綺麗に納めるように削っていこう。
じつに根気のいる地味な作業が続く。面白くないけど、やらないとなあ、と思いながら掘る、削る、ペーパーで磨く、という作業を繰り返す。
船尾の部分も少しずつ削ってペーパー掛けをして板を合わせて、また削るという作業が続く。ちっとも面白くない。けど、やらないとなあ。さらに1回目の板の凹凸も磨く作業もしないといけないなあ。
あー、楽しくないなあ。でもこれをやらないと綺麗に仕上がらないなあ。つい、そんなことを思いながら作業をしてしまう。
帆船模型作りというのは、人生と同じだ。楽しいコトもあるけど、面倒で地味で、地道な仕事もある。それを避けては通れないんだよ。こんなことも時にはあるけど、いつかは良いことがあるんだぞ、そう信じて続ければ、きっと報われるんだよ。と自分に言い聞かせている。(ちょっと大げさかな?)
ま、気が向かなければ無理しないで少しずつやろうよ。亀ペースで……。