今日は久しぶりに7MHz帯でCWの交信を行った。記念局の8J3RL局(関西地方本部発足50周年記念)、8N1TC/1(豊島区区制90周年記念)など数局と交信した。ただし、どれもシグナルレポートの交換のみの交信だった。
CWの交信は実際にどんなことをやっているかをYouTubeにある動画で紹介しよう。
これは移動運用で、コールサインとシグナルレポートの交換だけで終わる。もちろんこれは移動運用のサービスなので、できるだけ多くの局と交信するからこれでいいんだね。それにしてもこれだけ早く打てるようになればいいなあ〜。
一方で、これは海外の交信風景の動画だけど、ゆっくりとしている。そして内容はお互いに名前や住んでいる場所、さらには使っている無線機の紹介などを交換して楽しんでいる。海外との交信ではこういうスタイルがよくある。ぼくはこれがアマチュア無線本来の楽しみ方だと思う。
もちろん国内でも下の方の周波数に移動すると、ラバースタンプQSOでも、もう少し内容のあるやりとりをしている交信をよく耳にする。まるで会話をしているように心が通っているな。いいなって思う。
これからは会話をしているような楽しいCW交信をしたい。今日は心底そう思った。
今までの受信練習は、例えば「LCWO」を聴きながら練習する方法をやっているけど、それなりに効果があると思う。ただし、これには限界がある。というのも実際の交信とはまったく違うからだ。
それに実際の信号は人が打っているので人それぞれのクセがある。それが人間的でもあるんだけど、逆に解読が難しいときもある。そういうのも含めて、体温を感じるCW交信ができるようになりたいなと思った。
ぼくはいまだに未熟者なので、いつも使っている定番以外のフレーズが出てくると、とたんに頭の中が「???」となってしまう。これじゃいけない、そう思って今日は受信の練習をすることにした。
それにはやっぱり実際に交信しているラバースタンプQSOを聴くのが一番いいと思う。当分の間はこういう練習を毎日欠かさずに行うことに決めた。送信練習より受信練習が何より大切だ。
そして、このアマチュア無線の昔の動画を観て欲しい、楽しそうだよね!
CWの初心者の女性が初めての交信するようすだ。最初に「QRL? この周波数は空いていますか?」と聞いてから、CQを出した。するとさっそくコールバックされ交信が始まった。無事交信が終わって嬉しそうだよねえ。いいねえ。
「アマチュア無線はCW交信こそが原点だ」ぼくはそう思う。
ちなみにこのQSLカードは2015年にぼくが交信した「M0RSE」局のもの(和訳)。もちろんぼくの宝物カードの1枚でもある。