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日記・コラム・つぶやき

新しい「5年手帳」、そして新しい人生が始まる

今年もあと2週間ほどになったね。昨日は帰宅すると「ほぼ日手帳」が届いていた。ひと目でほぼ日のセンスの良さを感じられる、嬉しくなるパッケージだよね。ぼくがこの手帳を愛用し始めたのはかれこれ17年も前からのこと。ずいぶん長いよねえ。

いわゆる「普通の手帳」はそれよりずっと前から使っていたんだけど、このほぼ日手帳に変えた理由は「1日1ページ」というスペースだったからだ。それまでの手帳はメモ的な使い方だったものが、広いスペースになったことで、「手帳から日記」に変わった。

当時は会社に置いてあって、ほとんどが会社をどうしていくか、どうやったらもっと面白いものができるかのアイディア。そしてハウツー本の要点を記録していた。もちろん、辛かったことや楽しかったことも書いていたけどね。

それはそれでとても役に立ったと思う。でももう読み返す必要がなくなったので、先日これらを全てシュレッダーにかけて廃棄した。

そして、今から5年前に「1日1ページ」の手帳から「5年で1ページ」の手帳に変えた。あたりまえのことだけど、1年で1冊から5年で1冊に変わったんだね。この手帳の面白いのは、過去の同じ日にどういうことがあったかがわかること。

この写真はボカシを入れているけど、3年前に起こったことについて、翌年、そして翌々年はどうなったか、ということをリレー式に綴っている。

日記に書かなかったらきっと忘れていたこと。でもこうして書いてあることを読むことで、また記憶が戻っていろんなことを考えるきっかけになる。

それと面白いのが「日々の言葉」というのが右下に書かれている。いろんな話があってとても面白いよ。

さて、外箱のフタを開けると内ブタに、こんな素敵なメッセージが書かれていたので写真に撮ってみた。

嘘でも冗談でもかまわないから、
今日もいいことがあった、と言ってごらん。
そして、目を閉じてみるんだ。
小さな石ころくらいのいいことなら、
あんがい、あちこちに転がっているものだろう。

『セフティ・マッチ氏の炉辺談話』より

いい言葉よだね。たぶんセフティ・マッチ氏って糸井重里さんのことだとぼくは思う。

中には水色の箱とおまけのきんちゃく袋と説明書が入っていた。

さらに水色の箱を開けると、大きな手帳が入っていた。おお〜!デカい。

ぼくが注文した「ほぼ日5年手帳」は今年からさらに「おおきいほぼ日5手帳」にしてみた。比べてみるとこんなに大きい。

来年からは時間がたっぷりあるから、その日にあったことをいっぱい書けるように広いスペースのほうがいいかなと思ったからだね。

そしておまけの「ほぼだいじなものぶくろ」。数量限定なので間に合ってよかった。でもこのネーミングが素敵だと思わない?

さあ、ここに何をいれようかなあ。「ほぼたいじなもの」。。。。

そして内側にこんなメッセージを見つけた。

Today is the only day the me I am right now will ever exist. I want to keep a record of that so the me in the future won't foget them.

今日は、今の私が存在する唯一の日です。 未来の自分が忘れないように記録に残しておきたい。

「唯一の日」か。たしかにそう思うと、日記ってとても意味のあるものだとあらためて思うよね。

そして、なぜか「おまけの試し書き用紙」が1枚だけ入っていた。説明をみると「1日のスペースにどれくらい書けそうか、どんなペンが書きやすいか、5年の記録を残す手帳に書き始める前の「予行演習」のような気持ちで、まずはいろいろ書いてみてください。

とある。よし、あとで書いてみよう。

説明書には「使い方は自由です」といろんなサンプルが書かれている。こんなふうにイラストをいれるとよりわかりやすいよね。楽しくなるよね。

というわけで、ぼくの2023年からの新しい5年がこの「5年手帳」に綴られていく。ぼくはブログを書くのも好きだけど、日記を書くことも好き。文章を書くことで、自分と会話しながら、その会話を楽しむ時間を過ごすことができるからだ。

さあ、この年末でいよいよ会社をリタイヤすることになった。この新しい「5年手帳」とともに、これから新しい人生が始まる。はたしてどんな楽しいことが始まるんだろうね。なんだかワクワクしてきたぞ。

 

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