夕食後、14MHzのFT8をワッチしてると、ピロピロ〜♪というデジタル音が子守歌のようで、ウトウト居眠りしていた。気が付いてモニターをみても相変わらずの状況だったので、電源を落とそうとした。その前にちょっとだけCWをワッチしてみよう。すると14.014MHzあたりでモールス信号をキャッチした。
「R26RRC」、これはたぶんロシアだろうけど、記念局っぽいコールサインだなと思って調べた。するとIOTA AS-204NEW 千島列島北部の幌筵島(パラムシル島)からのDXエクスペディションだった。2019年6月1から7日まで運用中らしい。さっそく1UPでコールすると、すぐにコールバックがあった。
この場所はわかりやすく言うと、カムチャッカ半島の先端の離島だ。グーグルマップでみるとここだね。
今、北方四島のことが報道でいろいろ言われているけど、いわゆる北方領土となると、もっと広くなりこの島も含まれるんだよね。う〜ん、ま、個人的な意見はあるけど、ここでは控えよう。
ちなみにIOTAというのは通貨のことじゃないよ。アマチュア無線のIOTAは「Islands On The Air」でDXCCのアワードのように「国や地域」でカウントするのじゃなく、Islandsつまり島の数でのアワードだ。DXCCだと日本は3エリアだけど、IOTAだと23もある。ぼくは本州なのでAS-007ということだね。
アマチュア無線をやっていると、いろんな国や地域のことを知るきっかけが増えて、これはとてもいいことなんじゃないかなといつも思う。ところで、ぼくのIOTAはいくつになるんだろ、今度調べてみよかな。