不覚にも10日ほど前にギックリ痛を発症してしまった。動けない。「この年末に何をやってるんだ!」と自分を叱りつけたくなるが、起きてしまったことは仕方がない。
それでも毎日根気よく自分で施術を続けて、ようやくだいぶ楽になってきた。とはいえ、じっとしている分には問題ないから、その範囲でできることはやっている。
そんな辛い毎日の中、良いことがあった。得てしてそういうことはよくあるもんだ。その「良いこと」は何かというと、ギターの練習を再開するきっかけができたことだ。
今までずっと長い間ギターの練習を休んでいたんだけど、それがなぜなのか自分でも理由がわからないのだ。たぶん何かきっかけができればまた始めるだろう。
人間にはそういう「現状維持装置」が働いてしまうと現状のまま固まってしまう。でも何かきっかけがあればそれを解除できる。そのきっかけをずっと待っていたんだと思う。
これはぼくがいつも言っている「大いなるものが、ぼくを導くのを待つ」ということなんだろうと思う。それに休むということはけっして無駄なことではないと思っている。
そのギター再開のきっかけはこのmi-chanさんの動画との出会いだった。
ぼくはこの曲を聴いて「なんて美しい曲なんだろう」「この曲を弾けるようになりたい」、そして「すぐにでも練習を始めよう! 」、そう思ったのだ。
この曲は岸部眞明さんの「雨降る窓辺で」という曲でこれをマスターしたものだ。それにしても上手に弾いてるよねえ。テイラーの音もいいよねえ。
そう思ったらぼくはこうしてはいられない、すぐに準備を始めよう!と思ったのだ。すぐに行動を開始! その気になったらまっしぐらのB型人間なのだ。笑
まずはギターの置き場所を変えることにした。メイトンはいつもこの狭いスペースに置いているんだけど、取り出すのがちょっと面倒だ。これをなんとかしよう。
と言っても大したことではない。
ギタースタンドを立てて、いつでもすぐに手に取れるようにしただけのこと。でもね、こんなことなんだけど凄く大切なことなんだよね。
ほら、こうして椅子に座っていて、ギターを弾こうと思ったらすぐに手に取ることができる。今まで30秒くらいかかっていたものが、3秒で弾けるようになったのだ。
そして次は岸部眞明さんのYouTubeチャンネルから辿ってTAB譜を手に入れた。(ココで$5で購入できる)
この曲はDチューニングなんだね。そして5カポ。3拍子だね。
ぼくの新曲の練習方法はギターは持たないで、メロディーを何度も繰り返し聴くことから始める。つまりメロディーを完全に覚えてから初めてギターを弾くのだ。
それができたら、次は最初から1分ほどの長さになる区切りの場所を決め、その部分のさらに最初の10秒くらいの範囲から繰り返し練習を始める。
そして、可能な限り自撮りをして自分の演奏を後で見直すようにしている。iPhoneにVideoMic Me-Lを取り付ければ、動画とともに音質の良い音も収録できる。
練習の最初はぜんぜん弾けない。さっぱり弾けない。それは当たり前のこと。それでいいんだね。とにかく1小節ずつでいい。繰り返し何度も練習する。それしか方法はない。
詰まったら休めばいい。そして少し休んでまた少しだけ練習する。そういう地道な練習方法しかないんだよね。でも気がつくと弾けるようになっているんだよね。
こうしていると、やっぱりギターは楽しいなあ〜♪ という感覚が戻ってくるのを感じる。もともとギターを弾くのが好きなんだから当たり前なんだけど。
というわけで、今まではトミー・エマニュエルの曲を弾くことを目標にしてきたんだけど、これからは広くジブリとか、ビートルズとか、いろいろ弾くことにしよう!
ギター練習再開のきっかけをくれたmi-chanさんに心から感謝したいです。ありがとね!
P.S.
アコースティック・ギター・マガジンの12月号の特集がトミー・エマニュエルだったので、これを買おうかなと思ってアマゾンに行った。するとKindle Unlimitedだと無料だというので、こちらで見ることにした。ラッキー!
よくよくみるとバックナンバーも無料ではないか。知らなかったなあ〜。当分楽しめます。今日はいい日です。笑