欲しかったX8をようやく手に入れた。これからは少しずつ、セットアップのことや詳しい使い方を覚えていかないとね。
最初にX8のサイトでこの動画をみたときに、X8と一眼レフをどのように接続するのか、その接続方法がどこにもなくて謎だった。
その後やっと見つけたので「X8のセットアップ(そして裏話もね)」でこのアクセサリーキットを追記した。今日はこれをどう使うのか試してみることにした。
これが「AK-DR11CMKⅡ」というアクセサリーだ。アマゾンなら5,500円で手に入る。これでX8を一眼レフに直接取り付けができ、ウィンドスクリーンも使えるよね。
さっそく、そのアクセサリーキットが届いたので実際に使ってみよう。ちなみにぼくがX8で使用するのは①〜③で、⑤と⑥は使わない。その違いを説明しようか。
DR-Xシリーズの場合
まずDR-Xシリーズの場合は、アッテネーターケーブルを使用して、レベルを下げる必要があるということで、その説明が次のように書かれている。
適切なレベルでカメラに音声を入力できるアッテネーターケーブル ハンディレコーダーの音声出力端子は、ヘッドホン出力端子となっているため、デジタル一眼レフ等カメラの音声入力端子に、直接接続した場合、音質が劣化してしまいます。アッテネーターケーブルを使用することで、ハンディレコーダーのヘッドホン出力の音声信号を、適切なレベルに調整することができ、クリアな音声をそのままカメラに入力することができるようになります。 |
う〜ん難しいな。つまりこのケーブルでレベル調整をしているんだね。
X8の場合
ところがX8は、3.5mmミニプラグケーブル1本のみで、デジカメに接続できるので、とても簡単にセッティングできるんだよね。
というのも、これがX8にあるカメラの出力設定で、あらかじめこのように-26dBと設定されているからだよ。もちろん状況によって変えることができるけどね。
なるほど、X8がハイエンドモデルといわれる理由は、こういうところにもあるんだね。
さっそくアクセサリーキットを使って、一眼レフとX8を接続して録ってみよう。
ぼくは普段から、iPhoneのYouTube MusicからBluetoothで「ソニーコンポ CMT-X3CD」にJAZZなどの音楽を送り、BGMとして聴いている。その音を録ってみよう。
これは動画なんだけど、止めたままなので写真にみえるね。笑
そして手持ちで撮影するなら、小さな三脚に取り付けて、手に持って録音録画するやり方にする。この場合はZfcなどの小型カメラがいいかもね。
試しに使ってみると、こういう使い方で重量が1kgちょっとあるものの、それほど重すぎるというほどでもないので、これなら動きながらでも使えそうだ。
これで一応のセットアップが完了したので、この組み合わせでフィールドレコーディングにでかけたいと思う。どこに行こうかなあ。
タイムコード同期について
さて、これは先の話になるんだけど「UltraSync Blue」というビデオシンクを使うことで、もっと高度なことができるらしい。でもこれ、34,800円もするの? (゚O゚)
この動画がその解説なんだけど、この「UltraSync Blue」で複数の映像とX8が編集で同期が簡単にできるということだ。
かなり高度なことだけど、複数の映像とX8の良い音を別々に集録して、あとでこのタイムコードによって編集すれば、シンクロされて一つの動画にできるよね。
あれ!? コレはアレと同じことぢゃないのか?
でもこれって「X8のセットアップ(そして裏話もね)」で偶然みつけたのとやり方が違うだけで、同じことじゃないの? その方法ならこんな高いもの買わなくてもすむよ。
では、もう一度その一部をあらためて書いてみよう。
…………
ぼくのかつてのギターの先生、おおもりさんの動画を一眼レフZfcで撮りながら、別撮りでTASCAM X8を使って音を録ってみた。
そしてそれぞれをFilmoraにとりこんで「オーディオ同期」ボタンを押すと、しばらくしてこの2つのファイルがみごとに同期された!
そのわずか30秒ほどの動画をYouTubeに非公開でアップしたので試しに観てください。
凄いな、これでいいぢゃないか! これでいいんだよ。やったね。
Filmoraの説明では「複数のカメラやレコーダーで集録した同じシーンの音声と動画が、自動的に同期される機能が追加された」と説明があった。
そうなると、1対1ではないやり方もできるってことなので、もっと面白い動画を作ることができるよね。これは面白そうだ。Filmoraってすごいな。
…………
Filmoraを使った方法でチャレンジしてみよう!
ということで、この2つの方法がどうなのかは、Filmoraを使った方法を確かめてからにしたい。その上で、「UltraSync Blue」にチャレンジするかを考えてみよう。
ただし、ぼくの考えではFilmoraを使って、それなりのことができるなら、わざわざ34,800円もするものを買うまでもないなと考えているよ。
次回はFilmoraでX8の音声と複数のカメラの動画の同期について、チャレンジしてみようと思う!
→ 「1つの音声と複数の映像を同期させるチャレンジ」に続く。