先日フリード・プラスの車内を移動運用やキャンプで使えるように改造してみた。今日はその移動運用の予行演習ということで、会社の駐車場で実際にKX2用のアンテナAX1を使って、車の中でちゃんと運用できるかを試してみた。
テーブルが広いのでパソコンを置いても充分余裕をもって使える。これならコーヒーでも飲みながら、ゆったり使えそうだな。それに何もせずに、ここでボーッとしているだけでも居心地がいい。まるでキャンピングカーにいるみたいでいいな。
運用時の電源は小型の12V 7.2Ahのバッテリーを使う。ここから電動アンテナの駆動用に、そしてKX2とVN-4002の電源として使うことにしている。
キャンプなどで長時間電源を必要とするときは、700Whの「Jackery ポータブル電源 700」と「ソーラーパネル」を使うことになるだろう。
まずはアンテナの準備からだ。AX1は先日三脚を使ってテストをしてみたけど、予想以上に感度がいいことに正直言ってびっくりしている。それで今日は車の屋根に取り付けてある、電動の基台にセットして問題なく使用できるかを確かめてみよう。
このマグネットアンテナ基台「K3000」はとても便利で、この動画のように上下に動かすことができる。頻繁に使うならアンテナを付けた状態でいいんだけど、ぼくはごくたまにしか使わないので、普段は外している。
だからアンテナが付いていないので、「それは何ですか?」と聞かれことが多い。何か特別な機械にみえるのかな、とても気になるらしい。たしかにそうかも。
さてとSWRを測ってみよう。
あれ? SWR 16.56。こんなに悪いんじゃ全く使えないなあ。どうしよう。
今度はいつも使っている7MHz用のモービルアンテナ「HF40FXW」に取り替えてSWRを測ってみる。
するとSWRは1.05になっていて、アース用のマグネットアース「MAT50」が機能していることがわかる。ということはAX1を使う場合、やっぱりこの前ようにカウンターポイズを使わないとダメかもしれないな。
明日は三脚を使ってAX1とHF40FXWの比較をしてみて、7MHzの運用時はどちらのアンテナを使うか決めることにしよう。ついでにMP1との比較もしてみるかな。今日はテストをしてみてよかった。
これは自作キットの7MHz用QRP CWトランシーバ「VN-4002」と「QPM-01」なんだけど、こちらも移動運用で使ってみようと思っている。この前スピーカーを内蔵したので、外部スピーカーがいらなくなってとてもコンパクトになった。
今日は会社の駐車場からなので、交信できるロケーションではないから、ワッチだけしてみた。かろうじて和文の交信が聞こえてきた。とても小さなスピーカーなんだけど、充分な音量でなかなかいいんじゃないの? って思う。
さて、徐々にいろんな準備が整ってきたぞ。いよいよのんびり海にでかけて、移動運用を楽しみたいなと思っている。コロナが流行ってからは、全く外出をしていない。寒くなる前に一度はどこかにかけたいよね。