朝、いつものようにベランダに出て、トマトの様子を見た。おお、かなり赤くなってるぞ。他のトマトもほんの少しだけど、赤みがついてきているように見える。
こりゃ、真っ赤でおいしそうに成っているなあ。
よし、今日はさっそく「朝採りトマト」をいただくことにしよう!
これは完璧ともいえるトマト色。みずみずしくて、なんと綺麗な色なんだろう! まるで宝石のように綺麗じゃないか。あまりにも綺麗なので、食べるのがもったいないように感じる。このまま数日食べずに飾っておこうかなとも思った。
……でも、やっぱり採れたての一番おいしいときに、ありがたくいただくのが一番いいよね。おいしいよね。
「ハートマト」というくらいだから、ハートの形をしているトマトということだけど、ちょっと長細いね。むりやり切れ目をいれてと。あれ、ピントが合わないな。ま、いいか。
まず半分は、何もかけずにそのままいただくことにしよう。
おお〜!うまいうまい! 小さくてもトマトの味がしっかりしている。
そして、もう半分は塩を少しだけ振りかけていただく。
おお〜〜、こりゃ最高にうまい。いつまでもその旨みが口の中に残る。あ〜しあわせ〜。おいビールだ、ビール!
このハートマトは種を植えてから、4ヶ月近くもの長い期間の間手間暇をかけて、ともかく無事収穫することができた。やっぱり愛情を注いできたので、その嬉しさは格別だ。
とにかく、このトマトはなんたって、無農薬栽培だよ。しかも、できるだけ陽に当てなくて、水だってギリギリまで与えない。そういうやり方で耐え抜いたトマトは、特別においしくなるんだ。
な〜んちゃって。笑
ただズボラなだけじゃないかと、笑われるかもしれないな。ま、とはいえ、こんなぼくでも、そしてこんな恵まれない天候続きだったけど、ここまでこれたってことだ。あと、少し残っているハートマトも、収穫できたらおいしくいただくことにしよう。
今回の栽培は、ベランダでなくあえて「窓際で育てる」というやり方をしてみたかった。それは以前にベランダ菜園をやっていたときに、アブラムシ攻撃にあった経験からだった。
たしかに、窓際栽培ならそんな心配はないし、猛暑の時期でも暑さを避けることができる。でも、今年のような7月〜8月の日照不足になると、窓際では条件が悪すぎた。この経験は必ず生かせるはずだと思う。(えっ来年もやるの?)
最後に今回の栽培記録を、ダイジェストでスライドショーにしてみた。短いので、ぜひどぞ!