これは前からやらなければと思っていたけど、やっと時間が作れたのでMacBook ProにWindowsをインストールすることにした。
普段はメインでMacを使っていてるぼくだけど、どうしてもWindowsで動かしたいソフト、例えばアマチュア無線関連だと移動運用の時に必要になってくる。それ以外でも会社の受注処理だったり、経理処理だったり、会社のパソコンでやっていることを、手元でも動かすことができれば便利だ。
これは去年Macが壊れる前はその環境があった。でも全部なくしてしまったので、何とかそれを早く復元したいと思っていたのだ。
もともとMacにはBoot Campが搭載されていて、ここにWindowsをインストールすれば使えるようになっている。でも、この切り替えは再起動して立ち上げるので面倒だし、使い辛い。だからぼくはずっと「VMware Fusion」を使っていた。今回もこの最新版(6,210円)をインストールした。
VMware FusionはMacと切り替えがとても簡単、というかMacの中でWindowsを動かしている感じ。当然両方動かしながら使えるので、シームレスにデータのやり取りも簡単にできる。つまりはWindowsを全く意識しないでいろんなソフトが動くってことだね。
さて今回はアマゾンでWindows 10 Home(17,748円)を購入した。相変わらずの即納。
入っていたのは、USBメモリタイプのパッケージ版で、これにプロダクトキーが印刷されたカードが付いている。
まずはこのパッケージからディスクイメージに変換し、これを使ってVMware Fusionを起動し新しい仮想マシンを作る。
はい、「今すぐインストール」でWindowsのインストールが始まります。
………っと。あれ? なんでだ。おかしいぞ。
手順ではここでプロダクトキーを入力するはずだが、少しなにやら動いたなと思ったら、またこの画面に戻ってしまう。何度やっても同じだ。
こりゃだめだな。
Microsoftのホームページに行って「Windows 10のディスクイメージ(ISOファイル)をダウンロードして、これを使ってみることにした。
先ほどと同じ手順でやり直してみると、今度はプロダクトキーの入力を要求してきた。よしこれだ。インストールが始まり、無事インストールが完了した。
そして、まずはブラウザをインストールし、Excelのインストール。
ここでやっぱりプロダクトキーが必要になってくる。以前使っていたものだけど、使用制限数をオーバーということで、オンライン認証ではアウト!
そりゃそうだ。前使っていたMacが壊れたので、それがカウントされている。そこで電話での認証をやってみることにした。これは初めてのことなのでやや不安……。
とにかく実に面倒な手順だった。
電話がつながると、まず全て女性のオペレータが案内してくれる。と言っても本物の女性ではなくこれは「AI」だな。愛想がないけど、ま、仕方がない。
まずは、7桁の数字を9カ所、案内に導かれテンキーで順番に入力していく。確認が取れると、今度はオペレータの言う番号6桁、これをA~Hまで順番に案内に従って入力していく。間違えたら一からやり直しなので、慎重に……。
そして、次へボタンを押してしばらく待つと「認証が終わりました」と言われ、認証が完了した。いったいこのやり取りと、認証とどう関係するのか全くわからない。その後数秒おいて、設定画面はプロダクトキーが認証されていることを示していた。
これは実に不思議だ。なんで認証されたんだ?
でも、ぼくが思うにMicrosoftにとっては、プロダクトキーはとりあえず合っているんだし、これほど手間をかけてくれている人には、「認証」はオッケーじゃないか、みたいなことじゃないのかなあ。だれか教えてくだされ。
その後エクセルのマクロを使った「大繁盛bb21」という、受注管理ソフトもインストールできた。これでリアルタイムの注文データベースが簡単に見えるようになった。明日は経理ソフト「JDL出納帳」をインストールすることにしよう。
その後、移動運用に使うハムログやCW練習用のCW Freak、Morse Runnerをインストール。それとハムログバックアップ用のDropBoxもインストール完了。他にもあと少し残っているけど、その都度少しずつやっていこう。
これでようやく、ぼくのMacBook Proの本来の環境がようやく復元できた。お疲れさま。さあ、冷たいビールをたっぷり飲んでくれたまえ。笑