「雨降る窓辺で」の練習を始めて3ヶ月ほどで、ようやくなんとか弾けるようになった。今はさらにレベルアップさせるために、自撮りを中心にした練習をしている。
その練習はこのまま続けるものの、そろそろ新しい曲に挑戦したいなと思う。ただし新曲を決めるのはとても迷う。練習を始めたら、簡単にやめるわけにはいかないからね。
岸部さんの曲はDチューニングが多いので、できれば同じ「DADF#AD」のままがいいと思う。そこで候補に上がったのが「Dandelion」「奇跡の山」「Hana」の3曲だ。
でも待てよ。確かにテイラーを使うならその方がいいけど、メイトンがあるじゃないか。レギューラーチューニングの曲でもいいよな。そう思ったら少し幅が広がってきた。
よし、次の曲はテイラーをメイトンに持ち替えて、新しい気持ちで挑戦してみようと思った。と言ってもメイトンじゃなければダメだという曲があるわけではない。
ただし、今までのようにトミー・エマニュエルの曲を選ぶことはやめることにした。それとできれば次の曲も、岸部眞明さんの曲の中から選びたいなとも思っていた。
そんな時に思い出したのがこの動画だった。
この動画は爪を切って指の腹で弾くようになった頃に、このRenさんが同じ弾き方でメイトンを使っていて、コメントもしたことを思い出したのだ。
同じメイトンを使っていてレギューラーチューニングだ。それにこれを観てあらためてメイトンの音はやっぱりいいなと思っていた。
この曲は今までと少し曲調が変わって、同じような曲より新鮮な感じがしていい。たしかに昭和のロマンスを感じるよね。よしこの曲に決めよう!
原曲は岸部眞明さんが演奏する「昭和ロマンス」なんだけど、このRenさんの動画は定点撮影なので、指の動きがよくわかるのがいい。
さっそくココでTAB譜を$5で購入し、見開き4ページで開ける「Solf楽譜ファイル」に入れた。全部で5ページなので、後日五線譜のないTAB譜だけに作りかえようかなと思う。
そしていつものように、いきなりギターを弾くことはしない。とにかく何度も繰り返して楽譜と動画を観ながら、暗唱できるくらい耳コピする。
ダルセーニョやコーダの部分の移動があるので、楽譜を追うのがちょっと大変だ。それでも繰り返しが多いので、メインのフレーズをマスターすれば早いかも。
曲がある程度耳コピできたら、次はiPadで速さを0.5に再生しながらの練習に入る。まずは1小節ずつ練習し、1ページ目だけをマスターする。決して先を急いではいけない。
いつもそうだけど、始めは全く弾けない、ぜんぜん指が動かない。動画を観てると簡単そうに弾いてるけど、いざ自分が弾くとなると弾けなくて悲しくなってしまう。
もちろん、そんなことは最初からわかってるので、諦めることはなく1小節ずつ繰り返し練習していると、やがて弾けるようになる。その積み重ねしかないのだ。
それでも1週間もすると、指が覚えているので考えなくても指が動くようになり、そして小節を少しずつ増やしていける。そうなってくると楽しさを感じるようになるのだ。
まずは1ページ目までがギターの練習の第一ステップになる。自分で合格したと思ったら、次の区切りまでの練習を追加して、徐々にこれをつなげていくんだね。
まだ練習を始めたばかりなんだけど、「雨降る窓辺で」の難易度と比べると、こちらの曲の方が難易度が低いのでこのままいけそうかな。
ちなみに、昭和世代のぼくにとって「ロマンス」と言えば、やっぱり岩崎宏美のロマンスを一番最初に思い出すんだけど。。。笑