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IC-705のために揃えた小物たち

IC-705を購入して、毎日マニュアルを見ながら、その使い方をいろいろ覚えているところだ。それと同時に周辺の小物たちも続々と揃ってきた。今日はそれぞれを簡単に紹介することにしよう。

まずはIC-705は専用スタンドがないので、とりあえず雲台のネジ穴を使って手持ちのミニ三脚を取り付けた。でもこれはグラグラしてとても不安定だった。


そこで購入したのがこのZ型の雲台「Andoer Aluminum Alloy 雲台」4,299円だ。頑丈な収納ケースに入っていて、他のものを収納するのに役立つかもしれない。

取り付けた状態を横から見るとこんな感じになっている。プレートの高さを2.5cmから11.8cmまで変えられたり、角度も自由に変えられるのでとても使いやすい。もちろん一眼レフカメラにも使えるので重宝するだろうな。

実際に使っている写真がこれだけど、高さや角度が自由に変えられるし、どっしりとした安定感もあるので、とてもいい。色もカッコいいよね。

そしてIC-705の右下にあるのがこの日届いたアンテナチューナーだ。

これはDX ENGINEERINGで注文したIC-705専用のチューナー「mAT-705」で、価格は送料込みで$263.13(27,547円)。これに配達時に支払った関税2,300円が加わり合計29,847円になる。

付属のケーブルでチューナーのCONとIC-705のTUNNERを接続し、あとはアンテナのコネクタをつなげればセット完了。そしてPOWERを1にしてON、CWのキーを押すとチューナーが働き数秒で同調できた。

やっぱりATUは特に移動運用ではなくてはならないもので、大きさも小型なので持ち運びしやすくてとても良い。

次はこれもアマゾンで見つけた「ELECOMのカメラバッグ」2,018円だ。なぜか今は1,997円になっている。内寸は幅210mm×奥行100mm×高さ150mmで、IC-705がピッタリ入る大きさだ。

IC-705の上にマジック付きの中蓋クッションを付けると、この上にmAT-705が納まる。さらにポケットが両サイドに付いていて、片側には雲台が入る。まるでIC-705の専用バッグのようでちょうどいい大きさだ。

ぼくはマイクは使わないけど、その代わりにパドルがいる。この横にピコパドルなら余裕で入りそうだ。それにしてもこの値段で? と思うほどのバッグだね。

ダブルファスナーを締めると収納完了。ショルダーベルトも付いているので、持ち運びもしやすい。こんないいのが買えて嬉しいなあ。

そして、最後にIC-705を購入した時についてきたプレゼント。iCOMオリジナルランタンだ。ちょっと渋くてカッコいい。

立てた状態でスイッチを入れ、引っ張りだすとこんなランタンになる。そして向きを変えると底の部分が懐中電灯にもなる。LEDライトなので、まぶしいくらい明るい。これはキャンプで使えるな。

というわけで、一通りのグッズが揃ったので、あとは申請が通るのを待つだけだ。IC-705の画期的なのはこのスペクトラムスコープで、特にCWをやっていると、どこでCWの電波が出ているのかがすぐにわかるのがいい。

最終的にはIC-705を使うことになったけど、ぼくはKX2でこれを実現したかった。そのために「KX2 + MFJ-1708B SDR + SDRPlay + Win4K3」そしてパソコンの組み合わせを苦労して進めてきた。

確かにこの組み合わせでは移動時にセッティングが面倒だし、かなりスペースが必要になってしまう。それがIC-705にはこれらがコンパクトに全部詰まっているのでとても画期的だと思う。

じゃあ最初からIC-705を買えばいいではないか、と思われるかもしれない。でも、ぼくはKX2を心から愛している。それにこれがB型人間の悲しさかもしれないが、一度やりたいと思ったことは、最後までやり通さないと気が進まないのだ。

ところが最終的に予想もしなかったことが待っていた。それはリレー音があまりにもデカすぎた。それで一気に熱が冷めてしまったのだ。結果的にはIC-705の購入ということになった。

これまでにかかったお金と時間が無駄だったのか? いやそんなことはまったくない。とても貴重な経験をしたと思っている。それにぼくはKX2は軽量でとてもコンパクトなのが一番の特長なので、山登りや旅行できっとこれからも役に立つことだろう。

P.S.
今日はこのブログを書いている間も、部屋にいる時間もずっと「カノン」を聴いていた。なぜこの曲を聴いていると、心が穏やかな気持ちになれるんだろう。

 

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