今朝、自分の部屋に来て、ふとあることが閃いた。
このディスプレイと壁の間に棚を作って、ここに小さなステレオのスピーカーを置くとか、蒸気機関車ジュピター号を飾ってみたらどうだろうか?
それは面白い考えだ! そう思ったらすぐに行動したくなる。さっそく寸法を取ったり、どういう棚にしたらいいかを妄想し始めた。と言っても大して難しいことではない。
思い付くままにメモ用紙に書き殴ってみた。そうだ、イレクターを使えば簡単かもしれないな。ということでイレクターのサイトに行った。
どんなパーツがあるのか、それぞれの寸法はどうかを調べ、設計図をもとにリストを作った。これをホームセンターに持っていって購入すればいい。あとは天板をカットしてもらえば今日のうちに完成するだろう。
イレクターのサイトで必要なパーツと数量をインプットすると、一覧表をプリントアウトすることができる。さあ、これを持っていざケーヨーデイツーへレッツゴー。(死語だぞ:笑)
D2までは車で15分ほど。このホームセンターは郊外にあって、この地域では一番大きくて品揃えも豊富だ。しかも駐車場も広大。……なのだが、すでに駐車場にはいつもより車が多い。多いどころか満車? 休日でこんなに多いのは初めてのこと。こりゃ参ったな。どうする?
とにかく、買う物は決まっているので、それだけ揃えたら、すぐに帰ろう。そう思って一番離れた場所に車を止めて店内に入った。レジはすでに人がいっぱいだった。
イレクターのコーナーに行って、さっそくリストからパーツを集め始めた。ところがこの中で数が足りないものがあった。どうしよう? とりあえずある物だけでも買ってかえるか。それともやめようか?
すぐに思った。これは「やめとけ」という天の声だぞと。迷わずそのまま帰宅した。そもそもみんな考えることは同じなのだろうか、DIYコーナーでいろんな資材を集める人がとても多かったのだ。
岡崎市はずっと感染者が出ていないこともあり、せめてゴールデンウィークは出かけられない代わりに、庭の整備をしたりDIYで何かを作ろうとしている人が多いのだろうな。
そして、家に帰ってから材料費の見積りをした。頭の中ではせいぜい5、6千円くらいだと思っていたけど、なんと15,370円もかかる。しかも板は別だ。あれま。(@_@)
やめといて良かった。普通に木材を集めて作れば2、3千円もあればできる程度のこと。それにイレクターはやっぱりダサい。他の方法で作ろう。とはいえ、このゴールデンウィークはやっぱりおとなしくしていようとあらためて思った。
ということで時間ができた。今日は予定を変更して、ギターの特訓をすることにしよう。普段はギターの練習は15分とか長くても30分程だけど、今日はPapa Gerogeをマスターするまで、じっくり練習をすることにした。気兼ねなく音を出したいので、サイレントギターを使おう。
練習方法はいつものやり方だ。トミーエマニュエルの動画を観ながら、何度も何度も繰り返し練習する。速度を遅くしてトミーといっしょに弾くと、トミーがぼくを引っ張っていってくれるのだ。
こうして何度練習したことだろうか。今までできなかったところが少しずつ弾けるようになる。さらに続けると、途切れ途切れでつまづいていたのが、全体を通して弾けるようになっていった。これは楽しい! やっぱりぼくにとってギターは人生の相棒だなあ
NHK 駅ピアノ・空港ピアノ
今日はぼくが好きな「NHK 駅ピアノ・空港ピアノ」を観た。ピアノを弾たあとにインタビューがある。「あなたにとってピアノとは?音楽とは? 」と質問すると、みんなが「ピアノはぼくの人生そのものだ」というような、人生でなくてはならないものだと言っている。
ぼくが思うに、ピアノを弾けば誰でもその境地になれるかというと、そうでもないように思う。例えばぼくがピアノで「猫踏んじゃった」を弾いたとする。確かに楽しいけど「ぼくにとってピアノは人生にかかせないものだ」とまでは思わないだろう。
彼らはみんなとても上手だ。そこまでになるために、相当の練習を積んでいるだろうし、何年もかけてそこまでたどり着いたのだと思う。どんなことでも練習を繰り返して「目指したい場所」までたどり着くことが大切なのだと思う。
これは楽器だけじゃなく、どんなことでも同じだ。「目指したい場所」があるかどうか。そしてそこへ至るまで歩み続けているのかどうか。とりあえず高くなくてもいいから「目指したい場所」があって、そこに辿り着いた人はきっと言うだろう。「人生でかかせないもの」だと。
ところで、今ぼくはどこにいるのかというと、やっと五合目の山小屋に辿り着いたところだ。まだまだ、先は長いのだよ。