最近思うことを書いてみる。
ぼくという人間は自分でも思うけど、本来ぐーたらで、めんどくさがりやで、いい加減な人間だと思っている。
ところがアマチュア無線にしても、模型作りにしても、ギターにしても、他のことでも、どうして自分がこんなにあれこれ休まずにやってしまうんだろうと思う。
もっと休めよと思ってしまう。もっとのんびり生きろよと思ってしまう。ゴロゴロ寝っ転がっていてもいいだろと思ってしまう。
でも、そうさせてくれないのは、絶対に神か仏か天なのか知らないけど、そういうものがぼくをそうさせてくれないからじゃないだろうか。
つまりぼくはいつも「大いなる何か」に導かれている。その力によってぼくの人生は一生、学んで成長していかなければならないのだろう。
仕事であれ、趣味であれ、社会貢献であれ、それぞれの世界で必ずぼくを引っ張っていくものがあって、結果的にぼくはそれに素直に従って生きてきた。
そんなことを思うと、すべてのことが納得できる。いや、このことはぼくだけが特別なことじゃなくて、きっとみんなも同じだと思う。
それでも、ただ何となく流されて生きていくのではなく、その力の存在をもっと意識していくことが、生きていく上でとても大切なんじゃないかなと思うのだよ。
ということで、偉そうなことを書いてしまったが、今の気持ちが整理できたので、今日の話が書きやすくなった。
去年の12月9日にギターの練習を再開したと書いた。そして選んだ曲が「Jerry's Breakdown」(原曲はこちら)という曲で、練習を始めてからすぐに「何でこんな難しい曲を選んでしまったのだろう」と少し後悔していた。
そして一ヶ月半がたった。今のところまだ挫折はしていない。いやこのまま挫折することはないだろう。なぜかと言うと「その大いなる力が導いている」からだ。
どうしても新しい曲を始めると、いろんなパートを練習したくなる。でも今回は小さなリックに区切って、その部分だけしか練習しないようにした。
しかも難しいイントロやメインの部分は後回しにして、比較的入りやすいサビの部分から練習を始めた。それがマスターできたらその後の自信につながると思ったのだ。
一つのリックがマスターできたら、初めて次のリックへと進む。じつに根気のいる練習だけど、結果的にはその方法が間違っていないから続けられていると思う。
練習しているのはアコースティックギターの部分で、今日はあらためてこんな図を描いてみた。
この曲はたくさんの小さなリックで構成されている。そのリックの数は全部で12あって、その内の8つが弾けるようになった。これを面積でみると全体の約85%(緑の部分)が弾けるようになったことになる。
意外にも多くをカバーできていることに驚いたし、わずか一ヶ月半でもうここまで来たのかと自分でも感心してしまった。
残すは4A〜4Cとエンディングになった。そして今は4Aの練習に入っている。もちろん「dario cortese」先生のお陰でここまで来れたし、このリックも先生が親切に教えてくれている。
動画だけではわからないときは、TAB譜を参考にして繰り返し練習することがある。
ところがTAB譜というのは、これを書く人の解釈によって少しずつ違っている。だからこのTAB譜も先生の弾き方にあわせて修正してみた。
とにかく近道はない。ただひたすら、何度も何度も繰り返し練習をする方法でしかマスターする方法はない。
もちろんその日の気分によっては、たったの1分でやめてしまう時もある。それでもいいと思っていて、とにかく「毎日欠かさずに練習する」ことだけはやめなかった。
何かを成し遂げるということは、こういうやり方しかないと思っているので、大変だと思ったことは一度もない。
それでも、スピードを半分くらいにして、先生といっしょに弾けるようになると楽しくて仕方がないよ。
まだ先は長いけど、なんとか7合目くらいまでは登ってきただろうか。全体が弾けるようになるまでもう一息だ。その次はスピードを徐々に100%のところまで上げていく。
そしてエレキギターのパートも練習して、いつの日にかバッキングトラックに乗せてレコーディングできればいいなと思う。
たぶんそれが一番大変なことだと思うけど、何年かかろうがやってやるぞ〜!
というわけで「今日は大いなる力」の意味のことを書いてみた。そのことをもっと深く知りたい人は田坂広志先生の「自分の人生は大いなる何かに導かれていることを知る」をぜひ読んで欲しい。そしてぜひこの動画を観て欲しい。人生が変わるよ。