3Dプリンター「Prusa i3 MK3S」の組立ては2日目(2/20)に入った。
前回はY軸まで終わり、今日はX軸〜Z軸の組立てになる。まずはこれがX軸の部分で意外に簡単に終わった。もうグミタイムだ。
続いてZ軸の組立てに移ったが、これも割と簡単だった。またもやグミタイム。ここまで順調に進んでいる。
さあ、ここからはこのプリンターの心臓部になるエクストルーダーだ。
これは印刷する時に使う樹脂素材のフィラメントを、プリンターヘッドに送り込む重要な装置だ。 ここはミスが許されない。慎重にいこう。
真ん中のエンジンみたいに見えるのが、樹脂を溶かすヒーターで、すぐ横にはエクストルーダーを動かすモーターが付く。
そしてIRセンサーと呼ばれる光センサーが取り付けられた。このセンサーによってフィラメントを検出する。これでヒーターが働き出すのかな? わからんけど。
次に、この先の工程になる空冷ファンの取り付けをしようと思った時だった。
あれ? 何かおかしいぞ。
ここで問題発覚。
何かというと、少し前の工程で〇で囲ってあるパーツの取り付けを忘れて、先に進んでしまっていたのだ。これはヒーターのカバーになる。
別に大したことではない、その工程までさかのぼってやり直せばいいだけの話だ。そのために分解を始めた。
ところが、全く予想をしないことが起こってしまった。この〇の部分のボルトがどうしても外れないのだ。どうやらナットの溝が潰れてが空回りしてしまったらしい。しかもそのナットは埋め込んである。
困った。これは本当に困ったぞ。
その後、格闘すること1時間。いろんな方法を試したんだけど、全くどうしようもなくなった。これが抜けなければ先に進むことができないのだ。
もう頭の中が真っ白になってしまった。どうしよう。あ〜困ったぞ。……という自分とは別に、もう一人の自分が「こりゃ、面白いことになったぞ」と笑っている。
というわけで、今日はここで作業を中止。この問題を解決するために、どうしたら良いかを考えることにしよう。
ところがいくら考えても、良い方法が思い浮かばない。(-_-)
こういう時は一晩ぐっすり眠ろう。たぶん眠っている間にもう一人の自分が考えてくれるだろう。そして明日の朝にはよいアイディアが浮かぶはずだ。
何ともノー天気なオジサンではあるが、こういう場面は過去に何度も経験しているのだ。きっと何とかなるさ。(でも正直ホント困ったぞ)