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日記・コラム・つぶやき

Audibleで読書する

毎月10日頃に月末支払い予定のクレジットカードの請求明細がメールで届く。その中で「Audible」の請求が2月11日付で1,500円となっていた。

アレ? そんなの契約していたかなあ。そうなのだ、この「Audible」は自分から解約しないとそのまま有料会員になるシステムだった。ふんとにこういうやり方には腹が立つ。

いろんなサービスで自分の知らないうちに、というかそんなこと知らなかったので、「無料会員」から「有料会員」に移行されていたなんてことがよくある。

この「Audible」もそうだった。AmazonからのメールでAudibleへの誘いがあって無料ならと試しに使ってみたけど、興味がなかったのでほっといた。

結局、今すぐに解約しても2ヶ月分3,000円が請求されることになってしまう。かと言って4つあるコインを使わないで解約してしまうのはもったいない。

というわけで、あと一ヶ月弱のあいだに4つのコンテンツを購入しておくことにしよう。購入したコンテンツは解約後も引き続き聴くことができるからだ。

この「夏目漱石名作集」は全14作品で130時間ほどの大作になる。しかも価格は10,000円する。購入したけど、聴いてみたらつまらないと思ったら返品もできる。これは制限があるみたいだけどありがたい。

とはいえ、このAudibleというサービスが悪いということではなく、プロのナレーターが上手に読み聞かせをしてくれるので、とてもいいと思っている。

このAudibleとの合わせ技がKindleで「我が輩は猫である」をダウンロードして、文字を見ながら耳で聴く方法だ。これだと特に昔の本は理解しやすい。

そして夏目漱石と並行して聴いているのは「誰も教えてくれなかったジャズの聴き方」という本だ。

この本の冒頭でマイルスデイビスの「Bags Groove」の解説があったので、それを参考にあらためてこれを聴いてみた。凄い!

ぼくはとにかくジャズが好きなんだけど、ただ適当に聴いているだけだった。ところがこの解説本のお陰で一気に聴き方が変わった。ジャズってこんなに奥が深くて素晴らしものなんだとあらためて思ったのだ。

最近は本を買っても読むことがおっくうになってしまって、積読本がもう何冊あるかもわからない。だからこういう方法でそれが解消されるならいいかもしれないな。

しかしある東大の偉い教授がこうも言った。

「読みきれるか心配して本を買うのをためらうとき、君は大きな損失をしている。買わない時点で読む選択肢は消えるのだし、その本に二度と出会えなくなるかもしれない。だからとりあえず買っておく。手元にあればいつでも読めるし、本は腐ったりしないのだから」

たしかにそうだ。本との出会いは偶然かもしれないけど、それは運命的な出会いかもしれないのだからね。

さあ、これからは毎日少しの時間でもAudibleでの読書タイムを作ることにしよう。意外なことのお陰で良い習慣が一つ増えそうだ。こう考えると1,500円は安いのかもね。

 

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