ぼくがチャンネル登録している有隣堂の動画で、4:55くらいから「エルバンのヴィオレパンセ」というガラスペンのインクが紹介された。これが驚くほどいい色だった。
以前買ったパイロットの「色雫の紫式部」に似てるけど、「エルバンのヴィオレパンセ」はもっと明るい色だ。いい色だなあ。もちろん買ったので後ほど紹介しよう。
ところで、ぼくが持っているガラスペンは「まつぼっくりのトライアングル(細字)」というもので。形が三角なのでとても持ちやすい。それに飾りっ気がない無色透明というのも気に入っている。
シンプルなガラスペンを使っていると、次はオシャレなガラスペンも欲しくなる。それも自分で実際に書き味を試してから買いたいと思っていた。
とはいえ大都会ならいざ知らず、この岡崎には唯一「ペンズ アレイ タケウチ」というお店しかない。そこには「Glass Studio TooS 」という工房のサンプルがあり、注文して3ヶ月待ちとか。
あまり気に入ったものがなかったけど、お店に行ってすすめられたら買っちゃうかもしれないので行くのをやめといた。笑
岡崎には「哲磋工房」という有名な工房もあるけど、どこを探してもほとんど入手ができないようだ。有名すぎるからなのかな。もうここまでくると筆記具というより工芸品だよね。
今やガラスペンがとても人気で、ネットではどこも品切れでなかなか買えない。ぼくが買った「まつぼっくりのトライアングル」はいまだに品切れ状態のようだ。
なぜガラスペンが特に女性にこんなに人気なんだろう。しかも筆記具なのに数千円から数万円もするのにと思うけどね。きっと女性にとってはこの美しい装飾性のある筆記具と、数々あるインクの魅力がたまらないんだろうね。
それはさておき、ぼくもなんとかもう1本欲しい。どうしよう。そこでダメ元で「アマゾン」で調べてみた。修理のことを考えると日本の工房のものしか買いたくないし、気に入ったものは見つからなかった。
次に「楽天市場」で調べてみた。
すると鮮やかなブルーの「PALAGLASSのブラックオパール入りブルースパイラルガラスペン」というのを見つけた。「残り僅か」と書いてある。「PALAGLASS」で調べてみると大阪を拠点で活動をされている工房だった。
日本の工房だということ、とにかく大好きなブルーで現物の写真ではないけど「よく似た雰囲気です」とあり、細字だということで購入を決めた。
後でもう一度見ると「売り切れ」となっていたので最後の1本だったんだね。
さあ、届いたパラグラスのガラスペン。さっそく開封していこう!
箱を開けるとペン先に保護キャップが付いている。そしてペン置きも付いているね。
おお、これはいいねえ〜! 本体部分が綺麗なブルーでスパイラル状になっている。ぼくの一番好きな色はブルーだけど、これはその中でも一番好きな色だなあ。
ネットの写真のブルーは色を強調しているのか少し濃すぎるけど、現物の方が上品で優しい色でこっちの方が好きだ。
そしてペン先との間にある丸いのが「ブラックオパール」だ。ペン先は少し丸みをおびていてとても可愛い。
ペン先あたりを拡大してみると、本当に綺麗な形をしているねえ。そしてブラックオパールが神秘的な光を放っている。ブラックオパールというのは、とても稀少で高価な宝石なんだって。
ブラックオパールの部分をマクロレンズで拡大してみると、何本かの神秘的な光が見える。とても綺麗だ!
そして角度を変えてみると、また違う色に変化する。
さらに角度を変えるとこんな色に、おお〜、これも綺麗だなあ。なんだかずっと見ていたくなる。そして本体のブルーも綺麗だなあ。
「まつぼっくりのトライアングル」と「パラグラスのブラックオパール入りブルースパイラル」を並べてみた。どちらも個性的でとても好きだ。
そして、冒頭の動画で紹介された「エルバンのヴィオレパンセ」も届いたので、さっそく試してみよう。一緒に購入したのは「ブルゴーニュレッド」と「アイランドカフェ」。みんな可愛いビンに入っているね。
この色は「ヴィオレパンセ」で本当に綺麗な紫だなあ。そしてパラグラスのガラスペンはとても描きやすい。描いてみるまでわからないのがガラスペンだけど、とても描きやすいのでちょっとホッとしている。
というわけで、3色を描き比べてみた。みんないい色だなあ。誰かがインクは「沼」だと言っていたけど、なんだかはまりそうだなあ。怖いなあ。というか、すでにこれで14色目だけどね。笑
素敵なものたちに囲まれた暮らしは、心がとても癒やされるようで、幸せな気持ちになれる。そしてこれも一つの良い出会いだよね。今日はこのパラグラスの金田裕樹さんとの出会いに感謝しよう。