ぼくの遊び場 ♪
ここはぼくの音楽製作スタジオ " Marvel's Recording Studio " である。
……というのはちょっと大げさだね。ぼくが好きなアコギやエレキ、そしてピアノの練習をしながら、いろんな機材を使って音作りを楽しむ「遊び場」である。
小さい頃から物作りが好きで道具や機械を選ぶこと、そしてその使い方を学ぶことも含め、すべての物作りやコト作りにつながることが大好きだ。音楽作りもその一つ。
最終的にはワンマンバンドという夢はあるけど、その前にやりたいことが2つある。
エレキの音作り
1つ目は
バッキングトラックを使って、エレキギターで演奏した曲を、できるだけハイクォリティで録画すること
こちらはすでに以前から少しずつ進めていて、エレキからオーディオインターフェイスを通してDAWソフトの中のエフェクターで音を作っている。
こちらはインターフェイスとStudio OneというDAWソフトだけでいろんなことができるので、とてもシンプルだ。
→ 広大なDAWの世界を旅する、定年おじさん
Studio one 6 + MOTU M2 + Compreesor + Pro EQ + Valhalla Supermassive
今年はこのまま演奏と音作りを仕上げていき、シャドウズやベンチャーズなどのレパートリーを、もっと増やしていこうと思っている。
アコギの音作りと機材
2つ目は
アコースティックギターで弾いた曲を、できるだけハイクォリティで録画すること
ぼくは機材にあまりお金をかけることはできないが、小遣いで少しずつ揃えてきた機材がここに集まっている。
① RODEマイク:iPhoneで動画を撮影する時に良質な音で録画できる。
② アポジーマイク:iPhone、iPad、MacBookに接続して使えるコンデンサーマイク
③ THR5A:ヤマハのアコギ用アンプ、夜にサイレントギターで練習するために買った
④ MOTU M2:マイクやギターの音をパソコンに取り込むためのインターフェイス
⑤ ZOOM AC-3:アコギ専用に設計され、いろんな音作りができるエフェクター
⑥ Studio One 6:パソコンでレコーディングや音楽制作ができるDAWソフト
これらでどういう組み合わせがいいのか探っていこうと思っている。
今日のブログはその中の①RODEマイクと②アポジーマイク、③アコギアンプTHR5A、④オーディオインターフェイスMOTU M2、そして⑥DAWソフトのことを書いてみる。
⑤のZOOM AC-3はアコギ専用のプリアンプ & エフェクターで、まだ充分使いこなせていないので、しばらく使ってから音作りをしていこうと持っている。続きは後日書きます。
① RODEマイク
まずはROADEマイクはiPhoneで動画を撮影するマイクで、すでにずっと使っている。気楽にすぐに使えるのがいいんだけど、他の機材と比べると物足りない。だからこのマイクは自撮り専用で練習用に使うつもりだ。
→ 自分の「映像作品」を作るということ
② アポジーマイク
② アポジーマイクはコンデンサーマイクで、特徴はこのマイクからiPhone、iPad、MacBookに接続してDAWソフトに取り込めることだ。
ただしこれまでは「アポジーマイクは ぼくを変える」に書いたように、1系統での録音だった。アポジーマイクからの音と、テイラーのピエゾ・ピックアップの音をMOTU M2というインターフェイスを通して、①と②をStudio Oneに集めて録音してみる。
録音がギターの音だけだと、他の機材での録音と比較するときに、速さがバラバラになるので、簡単なドラムとベースの音を打ち込みで入れて、これに合わせて弾いてみた。
これが録音した音だ。何か物足りない感じがするよね。このあとにリバーブなどのエフェクトをかけるといいけど、今回はやっていない。このことはまたいつか試してみたい。
③ アコギ用アンプ
こちらは③THR5A:YAMAHAアコギ用アンプ → 夜でもギターの練習ができるのだ
このアンプにはマイクの種類、音質、コンプ、コーラス、ディレイ、リバーブなどの機能があって、これで音を作って、インターフェイス経由でDAWソフトに入れてみた。
アンプで音質やエフェクターを使って音は変えられるけど、やっぱりアンプはライブ等で使って初めて意味があるので、こういう使い方はあまり面白くないなと思った。
なのであえて録音したものはここには出さないでおきます。
⑥ Studio Oneのエフェクター機能
④ MOTU M2:オーディオインターフェイス → 広大なDAWの世界を旅する……
⑥ Studio One 6:DAWソフト → お気に入りのピアノ音源を探す旅
最後はシンプルにテイラーの音を、オーディオインターフェイスを通してDAWソフトに入れて、ここで音作りをする方法だ。これはエレキのときと同じやり方になる。
これが実際のStudio One 6 Artistの操作画面になる。右の方にいろんなエフェクターがあり、これらを使って音作りをしていくという方法だ。
正直言ってまだ未知の世界で使い方がとても難しい。とにかく実際に使って自分で音を探っていくしか方法はないので、終わりのない旅のようなものだ。
以前「もっと良質なサウンドを作りたい!」でエレキギターの音をいろんなエフェクターを買って音作りにチャレンジしたことがある。
ところがいろいろやっていくうちに、これらのエフェクターを使わなくても、もっといい音がStudio Oneにあるエフェクターで作れてしまった。それくらい凄いのだ。
今回使ったのは次のエフェクターだ。
最初にCompressorを使って全体の音をまとめてみる。
次にRoom Reverbで音を反響させる。これはいろんなパラメータで変化させることができる。今回はコンサートホールのようなリバーブをかけた。
そしてFlangerの中にあるLight Choorusをかける。プリセットから選ぶのが簡単だ。
そして最後にPro EQというイコライザーで、高音と低音を抑えぎみにして、中域を少し膨らませて柔らかい音にしてみた。これも正解がわからない。
というわけで、これまでの音を比較してみよう。
アポジーマイクとテイラーのピエゾ・ピックアッの音をStudio Oneに集めただけの音。今回はやってないけど、この後にエフェクトをかけるとだいぶ良くなるだろうと思う。
アポジーマイクをやめて、テイラーのピエゾ・ピックアップの音をStudio Oneに入れただけのもの。エフェクトはかけていない。
そしてこれはコンプレッサーとリバーブというエフェクターを使い、さらにイコライザーで音域を変えた音だ。なんかぼんやりした音になっちまったな。
これはさらにコーラスも加えた音になる。いろいろ音を変えているので、その中の例だ。どれが良いかということではない。正直言って自分でもわからない。
こんなふうにして、気に入った音を探していく地道な作業をしていく。きっとみんなこうやって苦労して、いろんな経験を積んで身につけていくんだろうなと思う。
⑤アコギ用プリアンプ & エフェクター
その意味で期待しているのがまだ使っていないこの機器だ。それは⑤ ZOOM AC-3:アコギ用エフェクター → のんびりすごそう
これはアコースティックギター専用のプリアンプ & エフェクターで、これを経由してMOTU M2というインターフェイス経由でStudio Oneで音作りをするものだ。
コンプレッサー、リバーブ、ディレイ、エコー他多くの機能がある。まだこれを充分使いこなしていないので、しばらく使ってその続きを後日書いてみたいと思う。
ぼくの目指している音
さて、まだ先は長いが、追い求めている音はこのDaria Semikinaさんの音だ。もちろんスタジオ録音の音だと思うけど、使っているマイク、そして機材はわからない。
ただ使っているギターは同じテイラーでぼくは312ce、Daria Semikinaさんは314ceを使っている。312と314は音が似ている。違いはボディシェイプの違いだ。
312の方が少し小さいモデルになる。実際に島村楽器で312ceと314ceを弾き比べて、弾きやすいということと、音も優しい音のような気がしたので312ceを選んだ。(テイラーギターを買った理由とそれまでの経緯)
そしてこのテイラーの優しい音色を、さらに素晴らしい音に仕上げている。厚みのある柔らかい音、さらに特徴的なのはエフェクターでリバーブをかけていることだ。
目指している音があれば、それに向かって試行錯誤していける。いつかこんな音でみんなに聴いてもらえたらいいなあ。(その前にもっと練習しろってか?)
スタジオレコーディング
ところで、実際にどうやってレコーディングしているのだろうか? 気になったのでそういう現場の動画を探してみた。するとこんな手作りのスタジオの動画をを見つけた。
これはプロのではないけど、スタジオでレコーディングしてる方法はだいたい同じだと思う。こうやっていろんな機材を使って音を作っているんだね。面白いなって思う。
もちろん、ここまでのことはできないけど、ぼくが持っている機材でどれだけのことができるのか、しばらくいろんな試行錯誤をしていきたいと思う。
そしてこんなふうに、一人の演奏をミキシングで多重録音して一つの音楽を作っていく。いつかこんなことをしてみたいなとずっと思っているよ。楽しみだ♪
さて、こんなことを1週間ほどやっているけど、この先もずっと自分の気に入った音を探していくということになる。見つかるかどうかもわからない。だから面白いんだね。
ただし、他にもやりたいことがあるので、レコーディングは一旦お休みすることにします。とはいえ、もう一人のぼくが頭の中でずっとどうしたらいいかを考えているはずだ。
そうしているうちに、ふといいアイディアが閃くことがある。だからそういう空白期間が大切なんですよね。どんなことも。