今日はアマゾンプライムビデオで「男はつらいよ HDリマスター版」を観ながら、ジュピター号を作ることにした。
寅さんいいなあ。面白いし、はちゃめちゃだし、純粋で可愛いし、でもやっぱり涙がこぼれてしまう。それに妹さくらの若いころは本当に可愛いなあ。
さてと「大切なのは失敗を楽しめるかどうかだ」で書いたけど、ジュピター号はカウキャッチャー部分の塗装でつまずいている。ホワイトのサーフェイサーを塗ったことと、筆で何度も重ね塗りをした結果こうなった。
白い部分が透けてしまうし、とにかくムラがありすぎる。これを機関車の味だと見るか、やっぱりこりゃダメだと見るか、それは自由だ。全体からみるとごく一部だし、あんまり気にしないで、このまま先に進むこともできる。
でも、やっぱり嫌だった、やり直そう。そう思ってペイントリムーバーを使って、ゴシゴシ塗装を落とした。でもなかなか剥がれない。そのうちなんだか全体がフニャフニャと柔らかくなってきた。これは木じゃないのか。というわけでこんな中途半端な状態で終えた。最悪だ。(-_-;)
塗装の続きは、会社で仕事の合間にやることにした。まずは塗装のやり直しの前に、ホワイトとグレーの2種類のサーフェイサーをサンプルに塗って、コバルトブルーのカラースプレーで塗装をしてみた。やっぱりホワイトは色が綺麗にのらないな。
そこで、全体をグレーのサーフェイサーで塗装した。表面がデコボコしているところは、さすがにサーフェイサーを使っても滑らかにはならない。これはしかたがないな。
そして、スプレーを吹き付ける。乾燥させて3回塗装した。完璧とは言えないけど、あれだけ酷い状態からだったから、ギリギリ「合格」ってことにしよう。
というわけで、本体に組み付けてみた。おお、カッコいいじゃないか。やっぱりやり直してよかったなあ。なんだか嬉しくなった。模型作りはこうやって形ができてくると、だんだん楽しくなってくるものだ。
次の工程に入る前に、カウキャッチャーの両サイドにシールを貼る。赤い丸のところだね。ところがここで問題発生!
シールを貼ろうと思ったら、とても使える状態じゃなかった。印刷がズレている。しかもとんでもないくらいにズレていて、とても使えそうにもない。さっそく、購入先に画像付きでメールを送った。すると幸いにもストックで持ち合わせているそうで、送ってもらえることになった。
模型作りは、とにかく小さなトラブルが起こることは承知の上だ。たぶんこの先もすんなりとはいかないだろう。でもこの蒸気機関車の機関士はぼくだ。たとえどんなことがあろうとも、ジュピター号を前に進ませてやるさ。