先週はメモリを8Gに増やしたのに効果がなかったことで、きっと「Windows10を32bitから64bitにする方法」で改善されるだろうと実行してみた。お陰でメモリの余裕もできて「サクサク動くようになった」と書いた。
その後、アマチュア無線関連のソフトをセットアップしていったのだけど、FT8モード関連のソフトがうまく機能しない。FT8で使うソフトはVSPE、OmniRig、WSJT-X、JTLinler、HamLog、JTalertX、Edge、iネッ時計、それにPSKreporterなど多くのソフトを使い、それぞれのソフトがお互いに連携している。まずは順番に、FT8モードの入り口の方からテストしていくことにした。
最初のVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)というソフト。これは何をするのかというと、FTDX3000というトランシーバのCOMポート、つまりデータの取り出し口だね。これは通常、一つのソフトが使っていたら、他のソフトではそのCOMポートを使えないことになる。でも、そんなことじゃ困るよね。他のソフトもその出力データを使いたいわけだ。というわけで、このVSPEというソフトがそれをやってくれる。イメージとしてはこのイラストをみるとわかりやすいよね。
このVSPEは64bit版があるので、今回はこれを使うとになる。64bit版は$24.95(JPY4,220)でライセンスキーを購入する。さっそくソフトをインストールして、翌日届いたライセンスキーを入れる。すると、なんじゃこりゃ!エラーになっちまった。(@_@)
操作は何も間違えてはいないので、ネットでいろいろ調べたんだけど、その答えはどこにも見つからない。困ったなと思って、Eterlogic.comにメールで問い合わせをした。
すると、すぐに答えが返ってきた。一旦VSPEをアンイーストールして、再度インストールしなおして、今度は「管理者として実行」してみてね。または、「BIOSでセキュアブートを無効」にしてみてね。とオレーナさんが教えてくれた。
そうか〜わかった! な〜んてことがあるはずもない。
ぼくはMac派なのでウィンドウズは全然わからない。BIOSの動かし方だって知らないし、セキュアブートっていったい何のことだよ?って思う。とにかく、そんなこと一つにしてもあちこち調べてやっとのことで、設定することができた。ふ〜〜。(-_-;)
とにかく最初からこんなことじゃ、この先が思いやられるなあ。
全体のシステムのイメージはこんな感じかなのかなあ。正直いうと、ぼくはVSPEとかOmniRigとか、COMポートとか、全然わかっていないんだよね。他の人のお手本でこうやっているだけで、それ以上のことはぼくには無理だと思ってる。
その後、一部始終はここには書かないけど、それぞれのソフトの設定は思ったより手間取った。当然自分の知識だけでは解決できないので、ネットであちこち調べるけど、ストレートに答えが見つかるわけではない。ほんのちょっとしたヒントのかけらを拾い集めて、自分で推測しながら、答えを見つけていく。その過程でいろんなことを学んでいけたので、これはこれでいい面白かったと思う。
というわけで、ついに元に戻ったぞ〜!
というより、それぞれのソフトも最新バージョンになったし、メモリも余裕ができたので、実に快適になった。苦労したけど、そのぶん返ってきたものが大きいなと思う。ほんとよかったね!
普段がんばらないぼくだけど、今回はしっかり頑張った。それにほんとに嬉しかったので、今日はご褒美にと荒川商店まで行って、これを買ってきた。大好きな「九平次」と「醴泉」、こりゃ最高だわ。笑