この所の電波伝搬状況はずっと悪く、DXのCWはもちろんFT8でも遠くから飛んでこない。それでも毎日可能な限りワッチは続けている。
すると先ほど「8N1OLP」(東京オリンピック記念局)が見えてきたので、すかさずコールするとコールバックされた。「TOKYO 2020 DX-AJD」というアワードはあと3エリアと6エリアで完結になった。(と言っても申請するかどうかはわからないけど)
そしてCQを出してみると、北米、オーストラリア、さらには南アフリカ共和国の「ZS1DX」局まで届いていてビックリ(@_@)。
とはいえ、コンディションはずっと悪く、これらの国との交信は叶わなかった。
先週末に本屋で久しぶりに「CQ誌8月号」と「HAM world」を買ってきた。「夏の電波伝搬」と「移動運用」というキーワードに惹かれたからだ。しかし、読んでみると期待した内容はなかったので残念。
それでもCQ誌の中で「9月になるとヨーロッパ・アフリカ方面へのロングパスが開けるようになります。日本時間の午後から夕方が狙い目です」とあった。9月からは電離層の季節が変わっていく時期ということらしいので期待したい。
これは7月23日のデータでSN(太陽黒点数)が86となっていた。最近では高い値だ。
それが最近になって少しずつだけど増えてきているのがわかる。ぼくがアマチュア無線にカムバックしたのが2014年でその翌年くらいはDXのCWが楽しめた時期だった。そういう頃を知っているだけに、早く次のピークが来るのを待ち焦がれているのだ。
アメリカ海洋大気庁のSpace Weather Prediction Centerの情報では、これから2025年に向かって上昇していくようだ。このデータを見る限りこれからどんどんよくなっていく。よ〜し、みんな期待しよう!
そして久しぶりに「QRZ.com」と「HRDLOG.net」のデータを更新した。こちらが「QRZ.com」でCountriesがようやく100を超えた。
「HRDLOG.net」も同じく103になった。DXCCアワードを目標にしているわけではないけど、100の国や地域のアマチュア無線局と交信する、というのはのぼくにとって一つの目標だった。時間がかかったけど、こんな状況だから仕方ないなと思う。
どちらのサイトにデータをアップしたときにエラーになってしまった。調べてみるとEnd Dateが古いままになっていた。
つまり無線局の更新がされたかどうかまでチェックしていて、これより後のデータはエラーになってしまうんだね。知らなかったな。
というわけで、まだまだ電波伝搬はよくないけど、これからがよくなる予想があるので、とても楽しみにしている。