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アマチュア無線

アンテナのメンテナンスをした

今日は久しぶりにアンテナ「リトルターヒルHP」を取り外していろんなメンテナンスを行うことにした。まだ少し小雨模様なので、天気の回復を待って取り外し完了。

まず1番目のメンテナンスはローテータだ。ローテータはアンテナを回転させるための機械でコントーラがこれになる。

このコントーラでアンテナを外に出したりベランダの中に収納したりするのだけど、これを毎日繰り返していくと僅かな「ズレ」が生じてくる。

この僅かなずれがやがて大きなズレになってしまう。つまりもっと外側に出したくてもこれ以上出すことができなくなってしまうのだ。

このためアンテナを外してからコントーラをリセットする。一旦左に回しきってから、今度は右に回しきり、再度左に回しきると正しい位置にリセットされる。

続いて6年ぶりにカウンターポイズのメンテナンスすることにした。まずリード線を一旦全部取り外し開放状態にした。そしてバンドごとにカウンターポイズを1本ずつ張り直しSWRの調整をすることにした。

ぼくの場合のカウンターポイズを張り方は、一旦エアコンのダクトまで宙に浮かせた状態に保ってから、残りの部分をベランダの床にはわすようにしている。

場合によってはこの方法でSWRが下がらない場合は、床に直接はわして探る。そのどちらかで良い方法を採用する。ちょっとしたことでSWRが変化するのでこの作業はとても根気がいる。

こうして7MHzから28MHzまで全てのバンドのSWRが1.0〜1.2に収まるように調整できた。リトルターヒルHPはこの調整が比較的楽にできるのが優れている。

アマチュア無線の運用で一番重要になるのはやっぱりアンテナだと思う。一戸建ての家ならダイポールや八木アンテナなどを立てて、いくらでも条件のよい環境を作ることができる。

でもぼくのようなアパマンハムの場合は、どうしてもモービル用のアンテナに限られてしまうのだ。それでもこのリトルターヒルHPのような優れたアンテナを使うことで、世界中の100カ国以上の国や地域と交信することができる。

リトルターヒルHPというアンテナは7MHzから54MHzまでカバーし、送信出力はSSBで500W、その他のモードで125Wまで運用できる。なのでぼくの場合のように100W運用を可能にしてくれるのだ。

さあ、これでリフレッシュできたので今日もいろいろ楽しもうかねえ!

 

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