少し前に鉄道模型のレイアウトをデザインする「SCARM」というソフトを使ってレイアウト設計することを学んだ。
でもこのソフトはどうも難解で使いにくい。そこで新しく見つけたのが「AnyRail 6」というソフト。こちらの方がわかりやすそうなので、さっそくテスト的に作ってみた。
まずはボードの大きさが600×1200mmなのでそのサイズのキャンバスを作る。そして左にはロクハンのレールのリストがあって、ここから選んでレールをつないでいく。
これがとても簡単で「SCARM」より直感的に進めていける。ただし、簡単と言っても長さやカーブの角度などいろんなレールがあるので、適切なものを選ぶには根気がいる。
そして高低差を作るために範囲を決めて高さ数値を入れる。さらに範囲を決めてスロープを作り、なだらかな登り下りを作っていくことができる。
もちろんトンネルも作ることができるし、鉄橋も簡単に作ることができた。他にも地面やレールのテキスチャーを設定して約1時間ほどでほぼ完成。
と言っても正確には未完成なんだけどね。つまり勾配はいいかげんだし、使っているレールもまちまちでよくわかっていない。
そして、作ったものをこんなふうに3D画像にしてみることができる。もちろん角度を自由に変えることができるので、いろんな所から見直せる。これは面白いよね。
こうして作ったレイアウトのレールをプリントアウトすると、必要なレールの一覧表ができた。
見直して見るとやっぱりよくわかっていないな。適当に選んだので、枕木がコンクリート製と木製をバラバラに選んでいるし、特殊なレールも選んでしまっている。
これらを修正しレールの金額を計算すると16,674円になった。ただし1本しか使わないけど、4本セットの場合は4本分で計算している。
レールの総延長は5.44m、合計本数が46本。このソフトは50本までが無料で、それ以上になると6,400円のライセンス料が必要になる。
今回は適当にレールを選んだのだけど、ちゃんとレールの仕様について学んでおく必要がありそうだ。頭の中はオーバーフロー気味。(-_-;)
それでもこういうソフトを使えば、ノートに手書きでイメージを描いていくより、レイアウト作りには圧倒的に便利だ。しばらくこれを使ってデザインを進めていこう。
その後、修正前には勾配がきつすぎる8%以上あった所を4%以下に変更して、長すぎたトンネルも短くしてみた。
するとこういうレイアウトになった。だんだんいろんなことがわかってくると面白い。これで使い方がわかったので、そろそろレイアウトを設計を決めていこう。
今まで作ってきた帆船模型や蒸気機関車、そしてトランシーバなどは完成形があって、そこに向かっていくのでわかりやすい。
ところが、鉄道模型にはそれがない。自分で設計して自分で作り込んでいくわけだから、終わりが見えないのだ。ゴールが見えないDIYというのは始めてだ。
だからどこかで区切りを付けていかないと、先に進んでいけないことになってしまう。そろそろレイアウト設計に区切りを付けて先に進もうと思う。
P.S.
ところで、ずいぶん長い間アマチュア無線のことを書いていない。もうやめてしまったのか? と思われるかもしれない。
いやいや、そんなことはない。毎日必ずワッチしている。でもDXが聞こえてこないのだ。今日は午後8時過ぎにワッチすると18MHzと21MHzでDXのCWが入感していた。
よし!と思ったのだが、アンテナの調整がまったくできていないことがわかった。明日は調整しなおしてすぐにでも出られるようにしておこう。
鉄道模型のことはだいたいの道筋ができたので、これからアマチュア無線を再開させて、時間配分を鉄道模型4割、アマチュア無線4割、ギター2割で楽しんでいこう。
そうそう思い出した。IC-705のファームウェアの変更もしないとね。先月号のCQ誌にあった「ハムログとWSJT-Xとの連携機能」のことも試さないと。それに3Dプリンターでコールサインプレートも作らないとね。
それにこんなに暖かくなったので、そろそろ移動運用もいいだろうし、こりゃ時間がいくらあっても足りないな。