いよいよ待ちに待った「MacBook Pro」が10月19日に発売された。もちろんその日に予約をしたので予定通り最短の10月26日(火)午前中に会社に届いた。
そのことは「ついに新MacBook Proが発売された。」で書いたが、とにかく一世代前のMacBook Proはいろんな部分で使いにくかった。
それに加えて不注意で焼酎をキーボードの上にこぼしてしまってから、内蔵スピーカーが鳴らなくなったし、タッチバーが不調になってしまった。(-_-;)
これらが一気に改善されるのだ。ただし、正直言うと今回はプロ向けの設計で、ぼくは動画の編集はあまりしないし、こんなハイスペックなものはいらない、が購入した。
今日は少し早く仕事から戻りさっそくセットアップ開始! 最初にこんなふうに「こんにちは」と表示されるとなんだか嬉しい。とにかく画面がとても綺麗だなあ。
比較すると13インチから14インチになって、しかもベゼル(枠)が薄くなったのでより広くなった。いいねえ。
さあ、データの移行をしよう。いつものように移行アシスタントを使って、Wifi経由でデータを移す。これがMacのいいところだね。
充電は今まではUSB-Cからだったのが、マグセーフポートで高速充電が可能になった。ケーブルがとてもしっかりしてるなあ。
さらにサンダーボルトポート(USB-C)が2つとイヤホン端子が付いている。そしてスピーカーが両サイドにあるけど、評判通り驚くほど良い音になった。
右サイドにはHDMI出力とSDカードリーダーも付いた。これは以前のMacBook Proにあったもので、ついにこれが復活したのだ。ありがとうアップルさん!
今まではこんなふうに別のアダプターを使わないといけなくて、本当に不便だった。これってホントにひどいことだよね。
そして、キーボードにはファンクションキーが復活した。あの悪評高きタッチバーがなくなって元に戻されたということだ。これもありがたい。
次にキーボードは全体が黒くなった。そして以前よりタッチがとても重くなったのが気になる。これは多くの人が言ってるね。でもすぐに慣れると思う。
そして、厚みがちょっとと重量もちょっと重くなった。ま、これくらいは気にしない。意味があってのことだしね。
さて、これはHDMIの切替器だ。ぼくの部屋の27インチディスプレイは普段Windows用に使っているけど、これを使ってMacBook Proでも使えるようにしたい。
そう思って以前買ったんだけど、前のMacBook Proはアダプターを介しているためか使えなかった。それが新しくなって使えるようになった。これはいいな。
大きなディスプレイが使えるようになると、こんなふうに2画面でしかも大きな画面で編集しやすくなった。これでとても使いやすくなったな。
こんなふうに良いことはたくさんあるけれど、問題がないわけではない。もちろんこれは買う前からわかっていたことなんだけど、OSが12.01 Montereyになったことで使えなくなるソフトが出てくるってことだ。
このためメインで使っていたソフトは軒並み使えなくなってしまった。例えばWeb製作用のDreamweaverやFireworksが使えなくなった。そこでこれが使える古いMacBook Proを自宅と会社でそれぞれ待機させることにした。とか。
写真編集用のPhotoShopが使えなくなって、今は定額料金制(サブスク)になってしまったので、相当な割高になってしまうから使えない。
そこで、これに変わる代替えソフトが必要になる。無料の「GIMP」を使おうかなと思っているが、一から覚えなければいけない。
ただし、ブログ程度の写真はMacに付属している「プレビュー」で充分だ。基本的な機能、例えばカラーやサイズの修正などはむしろこっちの方が簡単にできるので問題ない。
ちなみに、もっと詳しいことはこちらの動画で紹介してくれているので、これを観てもらうとよくわかる。
ということで、新しいMacBook Proが届いて3日ほどたったけど、つくづくやっぱりMacは使いやすいなと思う。
このスケッチは1998.11.22に描いたものだけど、当時我が家で使っていた「MacのPerforma 588」だ。メモリがたったの8MBで内蔵HDはわずか500MBだった。
それでも当時のソフトは画期的だった。例えば「キッドピックス」のようなお絵かきソフトがあって、子どもたちが毎日これで絵を描いていたことを思い出す。ちなみに「JS Kid Pix 1.0.2021」をクリックすると体験できるよ。
これは2007年、今から14年前にiPhoneが産まれたときのジョブズのプレゼンテーションだ。基本的なことはこの頃と全く変わらない。凄いよね。
とにかく、このAppleを作ったスティーブジョブズの存在が世界を変えた。ところがジョブズが亡くなって以来、画期的なものは一つも産まれなくなってしまった。
だから、今は性能的なものをよりよくしていくことでしか、Appleの存在を守ることはできないってことじゃないかな。でもそれだけジョブズの残したものは大きなものなんだなって思う。
今、ぼくにとってMacは完全に生活の中に入り込んでいて、YouTubeや映画を観たり、本を読んだり、動画や写真の編集やブログを書いたり、音楽を作ったり、もちろんいろんな調べ物をしたりと、なくてはならないものになっている。
それだけに今回の新しいMacは、今まで以上に良い暮らしをもたらせてくれるだろうなと思う。これからもMac君よろしくね!