一昨日2月17日(木)の午後4時から3回目のワクチン接種をしてきた。
木曜日ということもあって、会場の「藤田医科大学 岡崎センター」は人も少なくて正面玄関を入ると、すぐに検温、予約の確認が終わり2階の接種会場へ向かう。
そして予診票のチェック、医者のチェックも待ち時間ゼロ。そのまま接種ブースに入るとあっという間に接種完了。ちなみにこの会場では最大500人らしい。
モデルナは前回の半量ということもあって一瞬のうちに終わった。痛みはなし。次のコーナーに移動して接種済シールを貼ってもらい、広い待機場へ移動、15分後に終了。
肝心な副反応については
・当日の夜は平熱、肩の痛みが少々程度で大したことなくすんだ。
・ただ明け方に寝苦しさを感じ、ちょっと心配だったけど、そのまま眠れた。
・翌日の朝は平熱、肩の痛みも対したことはない。
・昼食後オリンピック観戦をしながらウトウトして目覚めたら37.1℃だった。
・夕方には平熱に戻り、肩の痛みも対したことはないが少し腫れがあった。
・ただし一日中軽い倦怠感があり、何もしたくなくてボーッとして過ごした。
・そして今朝になると平熱で、肩の痛みも、倦怠感も大したことはない。
ということで、大した副反応といえるほどのこともなくこのままで済みそうだ。
今朝の新聞の記事に「フェイザーとモデルナの副反応と抗体価の比較」が掲載されていた。モデルナの方が副反応が多くなる、しかし抗体価は逆に増える。
こういう記事を見ると、抗体価よりも副反応の怖さがあり、ますますファイザーの方に集中してしまうのかもしれないな。お陰さまでぼくの場合は、副反応はあまり出なくてすんだことは幸いだった。
それにしても「自宅療養が最多の57万人超」という数字。自宅療養というより実際は自宅放置というのが現状らしい。
コロナの感染者数が少なかったあの3ヶ月の間、いったい政府や自治体や専門家は何をやっていたのだろうか。先の経験は全く活かされていないではないか。
それとは別にコロナウイルスのことは、世界では最先端の研究が進められていて、感染はどのようにして起こっているのか、ワクチンの効果について、その他の科学的な情報公開がされている。
ところが日本ではそれが、いやそれ以外の重要なこともあまり知らされていない。(むしろ隠しているとさえ思ってしまう)
例えば世界のコロナのあらゆる情報を集めている「Our World in Data」でコロナウイルスのあらゆるデータが見える。
その中で例えばこのデータを見ると驚く。これはコロナの「陽性率のグラフ」なんだけど、日本はなんと49.13%(2/16)と急激に増えている。しかも世界と比べて恐ろしいほど高い。ちなみにWHOの基準は5%だ。
しかも国内では大阪が66.4%、神奈川は80%を超え公表を停止したという。なんだこれ、検査したらほとんど感染しているってことか。
これらは何を意味しているかと言うと、PCR検査の数に対する陽性者数のことで、日本の検査数が圧倒的に少ないことを表している。
つまり「検査なんか必要ない」なぜなら「検査を増やすと陽性者数がもっと増えてしまうから」という考え方の現れで、世界の常識とまったく違うのがわかる。
検査キットが入手できないというのは言い訳でしかなく、その意図はだれが考えてもわかることだよね。これは以前から話題になっていたんだけど、こういうのを見ると愕然としてしまう。
またワクチンを打っても効果がないという情報がとても多いけど、感染しないためではなく「重症化しない」ために打っているということがどうも理解されていないようだ。
こういう現実だからテレビやマスコミでは偏った情報が出回り、しかも情報が足りなさすぎることで、ワクチンなんて必要ないと本気で思っている人が多いのが現状だ。
いったいどうしたらいいんだろうねえ。