怒涛の一週間
9月はいろんなことがありすぎた。古希のサプライズだけじゃなく、これほどいろんなことが集中したことがないので、楽器も弾けないし、当然ブログを書く時間もない。
今週の予定では土地売買契約に必要な書類を用意し、土地所有権移転登記の手続きを終え、さらには決算業務も終え、週末には新しいカメラを購入するつもりでいた。
ところが週明けに義父の容態が急変し、そのまま亡くなったという悲しい知らせが入った。家族の誰も看取ることなく、寂しいまま逝ってしまったことが何より至極残念だ。
急遽ホテルを予約し、身支度をし、電車のチケット予約をして、三重県松阪市へ電車で向かうことになった。ところが予定したJRが事故で遅れ、近鉄への乗り換えで猛ダッシュしギリギリで間に合った。
儀式は多くの人を呼ぶことなく家族葬にしたとはいえ、一連の儀式はすべてとり行うことになった。納棺、通夜、出棺、火葬、葬儀、初七日法要等の行事が続く。
合計で7回の焼香があったが、仏教の葬式はとにかく長い。そしてこのお経がどういう意味かもわからず立ち会っている。自分のときはもっと簡素で意味のあるものにしたい。
通常なら葬儀の後に火葬となるが、火葬場の関係で順序が入れ替わった。しかもかなり遠いところにあるので、火葬場への往復も含め4時間ほど費やすことになった。
それでも久しぶりに親戚が一同に集まり、子どもたちはまだ小さい頃にしか会っていないので、お互いの近況やら昔の思い出話ができ、それはそれで貴重な時間だった。
夕方には初七日法要が無事終わった。かなりくたびれたが、そのまま家族4人で車で帰宅の途につくこと2時間半。ねぎらいを兼ねて岡崎市内の寿司店で夕食をとることにした。
久しぶりの寿司三昧でプリン体をたっぷり摂ることになったが、これが後に響くことになろうとは。。。この夜はかなりの疲労とともに明日も早いのでいつもより早く就寝した。
所有権移転登記、残金受け取りのために尾西市へ
昨日は疲れが癒えぬまま、土地の所有権移転登記の手続きと残金受け取りのために、兄と朝早くから電車を乗り継ぎ、一時間半ほどかけて尾西市の信用金庫まで向かった。
数多くの書類を書き説明を受け、1時間半余りでその手続きが終了。そして帰宅途中に銀行に立ち寄り、必要な振込処理をするため、名古屋駅前の三菱UFJ銀行に向かう。
その途中、名古屋駅地下のラーメン街で昼食。どこも長い行列ができていたので、空いていた喜多方ラーメンの店に入った。これが旨くもなんともなく、しかもこの後の銀行手続きや打ち上げのためにビール禁止は辛い。
そして銀行へ向かうがまだ人はまばらだった。慣れない振込用紙の記入だけで15分も、すでに満員状態だ。窓口に提出すると振込が完了するまで30分以上かかるという。
なんだ、それならスマホから振込処理をした方が早くて楽だったのに。とにかく、明日から連休に入るので、どうしても今日中に処理をしておきたかったのだ。やれやれ。
いざ打ち上げ会場へ!
手続きが終わると、JRで岡崎へ移動、ちょうど午後3時だ。今日の打ち上げ会場である駅近くの新時代へ向かう。ところが店はまだ準備中だった。営業時間を調べてみると、土日のみ午後3時からの営業で、今日は5時からだった。(;_;)
このあたりで昼飲みできる店はないので諦めて解散となった。とにかく、疲労困憊で何もしたくない。シャワーを浴びて、ビールと酎ハイをかっくらって疲れを癒し早く寝よう。
そしてその夜、右足の親指が痛みだした。しばらく発症してなかった通風の痛みだ。この1週間の疲労と、昨晩たっぷり摂ったプリン体のせいでこれか。やれやれ。
「Z fc」 か 「Z f」 か 、どちらを買うべきか
さて、ずいぶん前置きが長くなったが、今日の本題に入ろう。
先日書いた「新しい「カメラライフ」を始めるぞ!」で、これまで頑張った自分へのご褒美に、新しいカメラを買うことにした。そしてそのカメラは「Z fc」だった。
実はその購入時期を今週末としていたのは、ある理由からだ。それはまもなく発売予定の「Z f」の発表と予約受付があるので、それを見てからにしようと思っていたのだ。
その内容が9月20日の『ミラーレスカメラ「Z f」を発表』だ。
Z fcと同じデザインで、フルサイズになった。さっそくネットやYouTubeではその話題で沸騰気味だった。性能はというと、これでもかというニコンの本気度を示したものだ。
YouTubeでもいろんな人が情報発信してくれている。Jimaさんが実際にニコンプラザで実機に触れた印象などをレポートしてくれている。さらに性能などもわかりやすい。
「Z fc」と「Z f」の比較
さて、肝心な「Z fc」と「Z f」の比較をしよう。ここにはすべての仕様を書くことはやめて、ぼくが気になるところだけに絞って表にしてみた。
とにかく性能的には圧倒的にZ fの方が全てにおいて優れている。だからどっちのカメラがいいかといえば、だれもがZ fの方が優れていると答えるだろう。
では、どっちが好きか、どっちが欲しいかという質問になると答えは変わる。ぼくはやっぱり「Z fc」の方が好きだし欲しいと思う。
なぜかというと、カラーはZ fにはシルバーがない。もしシルバーがあったら、かなり迷ったと思う。カラーバリエーションもあったが、これは欲しいとは思わない。
このレトロな魅力はシルバーでないと表現できないと思う。そして特に重さが445gと710gでは違いすぎる。気楽に街歩きで写真を撮るにはこれでは重すぎるのだ。
とにかくフルサイズだし、手ぶれ補正も優れているので30万円であっても、性能で買うなら、迷わずフラッグシップカメラZ9より、むしろぼくはZ fを買うと思う。
ところが、カメラの魅力は性能だけではない。外観の魅力や、普段手軽に持ち歩きたくなるカメラの方がより愛着が湧いてくるものだ。
最終的には「自分のカメラライフをどう楽しむか」がポイントになる。ぼくは良質な写真を撮ることより、写真を撮ることをどう楽しむか、そのためのカメラなのだと思う。
ただし、だからといって「Z fc」は良質な写真が撮れないというわけではなく、かなり良い写真が撮れるのは間違いない。だからぼくにとって「Z fc」はベストな選択なのだ。
というわけで、z fの発表内容を詳しく見て、新しく買うカメラを決めた。迷わず「Z fc」を購入することにしよう。明日は予約してあるカメラのキタムラにいくぞ!
それにしてもあまりにもいろんなことが続いて、気持ちも落ち着かず、心身の疲労が残ったままだ。さらに通風の痛みで今日の散歩は短めにした。しばらくは静かに休みたい。