散歩 日記・コラム・つぶやき

中性脂肪で「E」判定。さぁどうする?

毎年この時期に健康診断を受けることだけは欠かさないようにしている。そしてその結果が1週間ほど前に届いた。

その結果はというと「中性脂肪」がE判定だった。ところがHDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールは正常値だし、「LH比」も良好。そして血糖値も正常だ。中性脂肪だけが高い。でも何故だ?というよりやっぱりなと思った。

ぼくは30年ほど前から健康診断はずっと受けていて、20年前には大腸がん検診で潜血反応があり、内視鏡検査を受けたら大腸にポリープがあり摘出すると悪性のガンだった。もしそのままにしていたら今頃はどうなっていたのかはわからない。

そしてそれぞれの検査結果から自分なりに、どういう時は数値が高くて、どういう時が低いかがわかっている。だから今年の結果をみて正直いって「やっぱりな」という気持ちだった。

なぜなら定年後の1月からの半年間は、それまでと明らかに暮らしが変わってしまったからだ。すぐにその原因の2つが頭に浮かんだ。

その1つ目は、ほとんど座ったままの生活になっていることだ。去年までは仕事で立って作業をする時間が多かったし、仕事を中断して散歩もしていた。それが今年は座ったままで過ごす時間が圧倒的に長くなった。これが原因の一つだと思う。

2つ目は毎日のように大好きなラーメンを食べるようになったことだ。ぼくは大のラーメン好きだ。今年になってから昼食は、必ずといっていいくらいラーメンを食べていた。

カップ麺、袋麺、生ラーメン、コンビニのラーメン、かみさんからはよく毎日ラーメンばっかり食べていられるね、とあきれるくらいだった。でもぼくはこれが定年後の楽しみなのだと思っていた。

改めて調べてみると、トランス脂肪酸の多い食べ物の中にやっぱりラーメンがあった。そんなものを毎日食べていたら中性脂肪も高くなるはずだよね。

ただし、今回の結果をみて病院にいくことはしない。病院にいけば薬で無理やり数値を下げようとするだけだとわかっているからだ。それに生活を改めれば必ずよくなることを経験的に知っているからだ。

YouTubeを観ると、教科書通りのことを言っている医者が多い中で、本音を語り、ぼくを安心させてくれる人がいた。

「中性脂肪が1,000g/dlを超えなければ、薬は使わずに炭水化物を控えていけば必ず下がる」と言っている。さらに数値は正常値ではなく、基準値でしかないのだと。

さらに今回も血圧は基準値より高かった。しかし日本高血圧学会のデータをみると、ぼくの値は正常値となる。ようするにこの基準値というのは病院へ行き、薬を服用させるコースに誘導している装置としか思えない。それにむしろ副作用のほうが怖いのだ。

というわけだが、当然ながらこのままでいいはずはないので、今までの習慣を改めることにした。食生活と運動の両方だ。

まずはラーメンはきっぱりやめた。そしてできるだけ炭水化物を減らすようにした。もちろん日本酒もやめた(焼酎はのむけど)。さらには納豆、めかぶ、オクラ、長芋などのネバネバ食品は必ず毎日食べるようになった。

そして運動はまず最初にローイングをやろうと思った。これは4年ほど前の「ローイングを始めてみた」に書いたものだけど、これを再開することにしたのだ。

この本にはチューブを使ったローイングが、最強のトレーニングだと書かれていた。ローイングというのは簡単にいうと「ボート漕ぎ」の運動のことだ。ローイングで全身の70%の筋肉が動員され、その機能が高められるそうだ。

かと言って高いローイングマシンを買う必要ないので、比較的安く買えるエクササイズトレーニングチューブを買った。このセットにはチューブが5本付いていて、必要に応じて強さを変えることが可能だ。

使い方はこのイラストのように、ボートを漕ぐような動きを繰り返す。1分間に20回のペースで5分間、これが1セット。これを一日2回合計10分というのが基本だそうだ。3ヶ月ほどで効果が出てくるという。

すでにこれを始めて4日ほどになるんだけど、けっこう見た目以上の運動量になる。下半身の筋肉痛を感じているし、あきらかに効いているのを実感する。

そして暑くなる前の毎朝7時から散歩をするようになった。歩いて数分のところにあるこの公園でまず軽いストレッチングをしてから、ぐるっと周回コースを1.5Kmほど歩く。慣れてきたらこの距離を長くしていくつもりだ。とにかく散歩は気持ちがいい。

そして家の中でもできるだけ立っている時間を増やすことにした、ギターの練習は立って行うようになったし。

読書もできるだけ立って読む。こうやって家の中で立って過ごすのは結構たいへんだなあと感じる。これまでどれだけ座った暮らしをしていたんだろうと今さらながら思う。

そしてこれは中性脂肪と直接関係ないことだけど、先日本屋(わざわざ40〜50分かけて行ってきた蒲郡市のデカい本屋)で買った本の中に「誤嚥性肺炎で死にたくなければのど筋トレしなさい」というのがある。

ぼくは年に2、3回寝ているときに突然唾でむせることがある。その時は呼吸ができなくなって死にそうなくらい苦しいし、回復するまでに1時間くらいかかってしまう。そのたびにこんなことで死にたくはないと真剣に思う。

この誤嚥というのは、つまり飲み込む力が衰えることが原因なんだけど、40〜50代から徐々に低下していくという。

この「飲み込む力」というのは咽頭挙上筋群が喉仏を支えているので、これを鍛えるのがいいそうだ。いくつかエクササイズが紹介されていて、これを毎日行うようになった。

というわけで、健康診断の結果を受けて、生活習慣をいろいろ見直すことになったんだけど、大切なことはせっかく始めたこの良い習慣をずっと続けていくことだと思う。次の検査でまたよくなったとしても続けなけれは意味がないのだ。

そしてすぐに医者や薬に頼らないで、自分なりにいろいろ勉強してそれを実践して解決していくことも大切だと思う。

ぼくが坐骨神経痛(ぼくの坐骨神経痛治療法)を治したり、腰痛(辛かった腰痛を完治する方法をみつけた~そしてその後は?)を治したりしたように、自分のことは自分が一番わかっているので、まずは自己治療をするという考え方も大切に思う。(もちろんこれはあくまでもぼくの個人的な見解だ)

P.S. 待ちなカード?

今朝の中日新聞にこんなのがあった。マイナカード、なんでそんなに急ぐのだろう? きっとみんなが知らないだけで、知られたくない急ぐ理由があるからだろう。それがハッキリするまで、ぼくは最後の最後までつくらんぞ。

 

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