2022年もあと数時間で終わる。今年は良い年だったのだろうか。どんなことがあったのだろうか。そんなことをこのブログや5年手帳をみながら振り返っていた。
個人的にはいろんな趣味を楽しめたり、我が家の3家族10人で旅行に出掛けたりと、良いことばかりしか思い出せない。コロナや政治のことを思い浮かべると憂鬱になるけど、それでも良い一年だったと思う。
そして、30年続けてきた会社を畳むために、いろんなことを経験するのはちょっと切ないものがあった。同時に会社は始めるより続けることの方が大変で、さらに辞めることの方がもっと大変だなと感じる。とはいえ、来年からは仕事のことであれこれ考えたり、悩んだりすることがなくなるのはありがたい。
長い下り坂を歩き、ようやく無事に麓まで下山できた今、これまでどれだけ重い荷物を背負ってきたことか、その肩の荷がどれだけ軽くなったことかを、下ろしてみて初めて感じた。と同時にその重圧が解けた開放感で、正直ホッとした気持ちでいっぱいだ。
ということで、今日はあえて今年のことを振り返るより、来年やりたいことを妄想しながら書き綴っていこうと思う。そのほうが楽しいからだ。
楽器を楽しむ
ぼくは子どもの頃から楽器が好きだった。小学生でウクレレを始め、中学でブラスバンド部に入り、高校ではジャズバンドに、大学でもフォークやブルーグラスのバンド活動を楽しみ、そして去年からピアノを始めた。ぼくの人生にはいつも音楽があった。
その中でギターは中学2年からずっと続けている一番好きな楽器だ。
ところが、去年からピアノを始めたことで、ギターを弾く時間が殆ど取れなくなってしまった。限られた時間なのでそれは仕方がないことだ。
だから、来年はまたギターの練習がまたできるようになると思うととても嬉しい。
まずは大好きなトミーエマニュエルの新曲に挑戦するつもり。何にしようかなあ。
そしてエレキギターもずっと弾いていないので、こちらも新曲に挑戦しようと思う。
エレキギターはこんな機材を使ってガレージバンドに録音して楽しむ。
ギター1本でもバッキングがあればとても楽しい♪
そして、来年は作曲にもチャレンジしようと思っている。この動画は初めて作った練習曲だ。もちろんガレージバンドの音にギターやピアノもミキシングするつもりだ。
そしてピアノを弾き始めるきっかけになった「フォレストガンプ」の練習を始めて1年たった。正直いうと始めたころはピアノって何という難しい楽器かと思った。左右の指が別々のことをやるなんて、ありえんだろうと思った。
それでも毎日欠かさず弾いていると、少しずつでも弾けるようになるから面白い。この動画はまだ練習を開始して1ヶ月くらいのものだ、その後1年かけて何とか弾けるようになった。続けていればいつかできるようになるもんだなあと思った。
「フォレストガンプ」は本当に名曲だよ。ぜひ聴いてくだされ。
そしてこのタイミングでつい最近、JR岡崎駅にストリートピアノが設置された。まるでぼくへのプレゼントではないかと思ってしまう。来年こそデビューするぞ〜〜!
さらに、ぼくの来年のピアノの目標は今練習している「フォレストガンプ」「春よ、来い」「上を向いて歩こう」に加えて「ジャズピアノ」を始める。その1曲目がこのティノさんのアレンジした「Beautiful Love」だ。楽しみだねえ。
作ることを楽しむ
ギターと同じく今年は殆どなにもできなかったのが鉄道模型だ。
とりあえずこのジオラマは、ほぼ完成した状態まではできているものの、まだ未完成のまま1年がたってしまった。ここにはまだ人がいないし、キャンプ場も作っていない。それにまだ細部が未完成なので、来年は完成させたい。
今はどんな状態になっているのかは、動画を観てもらうとわかりやすいね。
そしてこんなのがまだ残っている。
それは「作るんです。」というウェブサイトにあった、ミニチュアハウスシリーズの「SIMON'S COFFEE」だ。これがとてつもなく細かいものだ。
YouTubeでその製作動画を見つけたので、来年はこれを参考に少しずつ作っていこう。
そしてこれもずっとそのままになっている3Dプリンター。これがあれば自分で設計していろんなものが作れる。
この動画はIC-705用のスタンドを作ったときのものなんだけど、こうやって市販されていないものだって作れてしまうのは楽しい。
ぼくは小さい時からとにかく何かを作るのが好きだった。来年はゆっくりいろんなものを作っていきたいなと思う。
アマチュア無線を楽しむ
ぼくの趣味で長いものはギターの次にアマチュア無線がある。高校生のときに免許を取って以来楽しんでいる趣味だね。
今年はメインのトランシーバをFTDX3000からFTDX10に変えた。FTDX3000は7年前に、本格的にアマチュア無線のカムバックをはたして以来ずっと使っていたものだ。
この無線機に不満があったわけではないけど、新しいのに変えた理由をしいて言えば、長く続けてきた会社を休業することにしたので、そのがんばった自分へ、そして新しい人生のスタートへのご褒美ということかな。
そして来年もっとも楽しみたいことは「移動運用」だ。こんなふうにマンションのベランダからの運用だってりっぱな移動運用だと思う。
それにこんなふうに、徒歩で数分の場所にある公園へ移動しての運用でも、やってみるまでは無理だと思ってたのに、ここでも充分楽しめることがわかった。
もちろん旅行にでかけたときも、宿の庭先でさえ意外に遠くまで楽しむことができた。
車でロケーションの良い場所に移動して、遠くの無線局と交信を楽しむこともできる。
そして、今年はリニアアンプを自作して使えるようになったので、パワーを10Wから50W出力にアップしての運用もできるようになった。この威力はすごい!
もちろん、こんなふうにたった2Wでの移動運用だって、充分に楽しめることもわかった。移動運用でのCWに慣れるには、とにかく数多く経験するしかない。
そして、キャンプ場へ行ってのんびり一日楽しむことだってできる。つまり移動運用の良さというのは、好きなときに好きなところに出掛けて楽しめるってことだね。
こんなふうに移動運用を始めてから、アマチュア無線の楽しみ方が飛躍的に広がったので、来年はいろんなところに出掛けようと思う。
今アマチュア無線の特にDXを楽しむ人に関心があるのが、サイクル25だと思う。太陽の黒点が2025年にピークを迎える。太陽黒点数が多くなることで、どんどんコンディションがよくなる。つまり海外との交信が楽しめるようになるってことだね。
ということで、来年の一番の楽しみはアマチュア無線ということになりそうだ。
アクアリウムを楽しむ。
先日のブログにも書いたけど、今年はぼくにとっての「アクアリウム元年」だった。いろんなことに悩まされたけど、その分多くのことを学んだ年でもある。
この写真が始めて1ヶ月後のもので、熱帯魚もいないときだったけど、それでもただ見ているだけで嬉しかった。
その後これが約9ヶ月たった現在のものだ。まだまだ未熟だと思う。これから寒い冬を越え、来年の春になると約1年がたつが、その頃に次のアクアリウムのレイアウトを考えて、秋までにはリセットをしようと思っている。
リセットというのは一からやり直すってことだ。生体を他の水槽に移して、全てのものを一旦取り除いて、新しい設計図を元にやり直す。そのための勉強を今から始めようと思っているのだ。
アクアリウムの世界がどれほど美しいものか、そして水槽の中で生きている水草、そして熱帯魚を始めとする36匹の生き物がぼくを癒やしてくれる。ぼくのようなまだ未熟ものが作ったものでも、これくらいの美しい世界ができるんだよ。
というわけで、ここまで書いてきたことは、今までの延長線にあるものだ。これら以外にもカメラや色エンピツ画やガラスペン画、そして来年はいろんな所に旅行に出掛けようと思うし、キッチンに入って料理も始めるつもりだ。
当然これから新しいことに出会って、また新しいことに挑戦することがあるかもしれない。そういうことができるぼくは、心身ともに健康だからだと思う。本当に幸せものだと思う。そのことに心から感謝したいと思う。
最後に、みなさんにとって2023年が良い年になりますようにお祈りいたします!
そして良いお正月をお迎えください。
りゅ〜じぃより 2022.12.31