今年は8月から4ヶ月程ずっとKX2を使って、その新しいソフトやハードなどのチャレンジに夢中になっていた。とりあえずやりたいと思っていたことが一区切りした。
そこで、本来の固定局としての運用に切り替えることにした。無線機もFTDX3000にしてアンテナも100W対応のリトルターヒルに交換した。そして全ての機器とソフトのセットアップをすることにした。
ところが、FT8でなぜか送信のときに「RTTY」に切り替わってしまう。何が原因なのかさっぱりわからない。なので、もういいやFT8なんかやらなくてもいい。そう思っていた。
今日になって気になることがあったので、設定を確認してみた。
あ〜、やっぱりな。WSJT-Xの「無線機の設定」でモードを確認したら、どういう理由かはわからないけど「Data/Pkt」になっていた。な〜んだ。これか。
モードを「USB」に変えて送信テストをすると、今度は問題なくUSBで送信できた。こんなところを変更するわけがないので、なぜこうなったのかはわからないけど、問題が解決した。
というわけで久しぶりに14MHz帯のFT8をワッチしてみた。するとコンディションがとても良いらしい。ヨーロッパはもちろんオーストラリアや遠くアルゼンチンからの電波も飛んできている。
アルゼンチンの「LU5HA局」からのCQが見えたので、さっそくコールした。その距離は18187.1Km。多くの局から呼ばれているようで、なかなかコールバックがない。
PSKReporterを見ると、そのLU5HA局はぼくの信号を受け取っていることがわかった。お互いに信号が届いてもなかなか交信まで至らないないってこともある。
そして、今度は自分からCQを出してみることにした。すぐにアジアロシアRA0JAI局、そして中国BG7PHA局からコールされ交信した。やっぱりCQではDXは望めない。そこでイタリアのI8OCA局をコールするとすぐにコールバックがあった。
今日は30分ほどで終了。久しぶりの14MHz帯のFT8はとてもコンディションが良いらしい。楽しかったな。残念ながらCWはまだ聞こえてこないけど、少しずつよくなっているようだね。
来年くらいから2025年7月にピークを迎える「サイクル25」がやってくる。その指数であるSFI(放射エネルギー強度)とSSN(太陽黒点数)の値も少しずつ上がっているようだ。
ぼくがカムバックして間もない2015年頃は丁度サイクル24を迎えていて、CWでDXが面白いようにできたのを思い出す。またあの楽しい時間が近づいていると思うと、なんだかワクワクしてくるね。