KX2のCW運用でこの動画のように、SDRPlayを使って広域でモニターしながら運用できるようにと、このところずっと準備をしてきた。
このイラストのようにそれぞれの機器をつないでいくんだけど、これをやるには「MFJ-1708B-SDR」というアンテナ切替器が必要になる。これは何かというと、受信のときはアンテナをSDRPlayの方につなげて、送信のときにはKX2につなぐことで電波を出せるようにするわけだね。
ちなみにぼくが持っているFTDX3000は、SDRレシーバーの受入れが可能なスプリッターを内蔵しているので、わざわざこのようなことをしなくて済んでいる。さすがFTDX3000、そこまで考えられているんだね。
今日はギターの練習を久しぶりにじっくりやることができたんだけど、その最中にあることが頭に浮かんだ。「この切替を手動でできたら面白いね」と。なるほど、それはやってみたい。
これを簡単なイラストにしてみた。こんなふうに接続して、あのアンテナ切替器の代わりに手動で切り替える方法だ。これはそれほど難しいことではないので、さっそくやってみることにした。
これが手動の切替器だ。アンテナの信号をSDRPlayとKX2にここで切り替えることができる。さあ、これでうまくいくのだろうか。
さっきの図の通りに実際に接続して、HDSDRというソフトを立ち上げて、設定をしなおしてみた。するとSDRPlayからの信号をパソコンで受けて、ちゃんと信号が見えるようになったぞ。これは面白い。
そしてKX2のVFOを動かすと、それに連動してこのソフトの周波数も動かすことができた。残念ながらCWSkimmerまでうまく連動しなかったけど、このモニターを見ればバンド内のようすが手に取るようにわかる。これはいいねえ。
そして送信するときは先ほどの切替器を使って、KX2側に切り替えるだけ。あとは普通にKX2で送受信すればいい。これは画期的だな。この手動の代わりに「MFJ-1708B-SDR」を使えば、自動的に送受信を切り替えることができるわけだね。
というわけで、この方法でも相当楽になることがわかったので、全ての機器類が揃うまではこの方法でいくことにした。いや〜、こんな方法があったとは。
というわけで、またギターの練習に戻ろう。
ギターの練習は楽しい、けど楽ではない。
どんなことでもそうだけど、新しいことに挑戦するときは「ほんとに、こんなに難しいことが、できるようになるのだろうかなあ」って思うよね。そのくらい大変なものだ。
でも根気よく毎日少しずつ続けていくと、やがてできるようになっちゃうんだよ。人間って凄いなって思うよ。