移動運用のテストをしてみた

初めての鉄道ジオラマ作り(その8)

久しぶりのDX通信

カムバックまでの道のり(アパマンハム)

ニュース番組は観ない

「Prusa i3 MK3S」の組立て(ついに完成!4...

新曲の練習を始めた

いよいよ3Dプリンターの組み立て開始!

何かを作らないではいられない

アマチュア無線の運用で最も重要ものは何だろう

一難去ってまた一難

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偶然の出会い

ついにジュピターが完成した。

虹が出た

新しいおもちゃ

新MacBook Proが届いた。

KX2 と Win4K3 Suite(その3)

DXCC 100達成! 申請完了!

クリップでCWパドルを作ってみた

アンテナを交換した

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ギター大好き♪

やっぱり模型作りは楽しい♪

LogBookとJTDXへ引っ越した

あの曲の名前がわからないのだ

3DプリンターでIC-705のスタンドを作ってみた

こういう解決法もある...

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「楽しむ」ということ

じつに地味だなぁー。

全国大陶器市に行ってきた(豊田スタジアム)

待ちに待ったメイトン嬢がやってきた!

レコーディングとミキシングを楽しみたい

色えんぴつが揃った

新しい練習方法を見つけた!

RS-BA1を使ったリモート化(Wifi 接続)

初めての鉄道ジオラマ作り(その14)

FT8の交信成立について

クロスウォーマーが面白い

ついに新MacBook Proが発売された。

暮らしの中にCWを

北海道に行ってきた

妄想がこうなった。そして……。

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自分の映像作品を作る Ver.2.0(その3)

iPhoneでちょっとだけ曲作り♪

ウクレレを楽しもう♪

トミー・エマニュエルに教えてもらったこと

初めてのアクアリウム日記(その4)水質検査

3台の小型トランシーバの比較をしてみた

フリード・プラス 改造計画

AnyRailというレイアウトソフトを使ってみた

サーバー移行奮闘記 その後

考えるよりやってみろ

VLLO(ブロ)という動画編集アプリを使ってみた

まだ未開拓のKX2

アクアリウムを始めて7ヶ月がたった

帆船模型作りも、いよいよ第4コーナーに!

ふるさとの豊田市に行ってきた

三ヶ根山からの移動運用

JTAlertのアラート機能を使ってみた

知ってた? 正しい体温計の使い方

帆船模型作りは山登りと同じかも

また振り出しに〜♪ いやステップアップなのだ。

ギターの練習を補助してくれる便利なツール

IC-705で50,144,430Mを追加申請した、け...

がんばった人には九平次を

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プチ移動運用

お花畑のジオラマをつくろう

趣味って楽しいの?

伊勢に行ってきた

初めての鉄道ジオラマ作り(その19)

春に飲みたいお酒はやっぱりジントニックだ

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スピードラーニングのようにはいかない

移動運用でFT8もやってみるかい?

アポジーマイクは ぼくを変える

KX2でこんなに簡単にFT8ができるとは

ハンダごてと、ギター、そして気功的生活

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移動運用のための小型パソコン

毎日が心地よく過ごせる部屋に改造した

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南側のアンテナからJT65をトライしてみた

相性

パラオと交信できた

リトルスターという名のテント

楽器は老化防止になるんだって

KX2 ~ Win4K3 ついにできた!

なにぃ? ブルートフォース攻撃だと〜!?

レイアウトボードができた

KX2が届いた

KX2の審査終了

コンデジを選ぶのは楽しい♪

ジュピターの製作記 「完」。

久しぶりの旅を楽しんだ♪

AX1 × MFJ-1840T × リトルターヒルの比...

何事も諦めが肝心なのだ

南極昭和基地 8J1RL と交信できた!

初めての鉄道ジオラマ作り(その6)

Bruna Begaliさん ありがとう!

トンガ王国と初めての交信

アマチュア無線

アマチュア無線の運用で最も重要ものは何だろう

アマチュア無線の運用で最も重要なものは何?

それは優れた無線機はなく、良いロケーションでもない。それは言うまでもなく「良いアンテナ」じゃないかなと。どんなに高価な無線機を持っていようが、どんなによいロケーションだろうが、よいアンテナでなければ電波は聞こえてこないし、遠くへ電波は飛ばない。

そもそもアンテナメーカーが作るアンテナなんだから、そんなに大きな違いはない。……と思っている人もいるかもしれない。じつはそんなことはなくて、ぼくはこれまでいろんなアンテナを比較して使ってみたんだけど、こんなに違うのか?と驚いたんだね。

とはいえ。ぼくの場合はアパマンハムなので、使えるアンテナには限界がある。だからタワーを建ててビッグアンテナをブンブン振り回すことができたり、長いダイポールアンテナを張ることができる無線局が、本当に羨ましくてしかたがない。

かといってそれを羨ましがってもしかたがないことなので、ぼくはぼくなりの環境で楽しもうと思っている。それにこのモービルアンテナとマンションの10階というロケーションで、DXCCを達成できたではないか。そのことをありがたく感じて感謝しよう!

今ぼくが使っているアンテナはアメリカのターヒルアンテナ社の「リトルターヒルHP」だ。これを使っている理由は7〜54MHzの周波数帯で使えること。そして耐入力がSSBで500W、CWやFT8なら100Wの送信が可能だということ。しかも8年使っているが全く問題なく使えている、その耐久性の良さがすばらしい。

日本のダイヤモンドアンテナのスクリュードライバーアンテナ「SD330」の場合は、3.5〜30MHzの周波数帯で耐入力がSSBで200W、CWやFT8なら40Wの送信が可能ということになる。これは性能を比較するものではなく、あくまでもぼくの場合は「リトルターヒルHP」のおかげでオールバンドの100W運用ができるようになったということだね。

とはいえ、制約のある限られた環境だからこそ、できるだけ効率よく電波を飛ばせるように、日頃のメンテナンスだけはちゃんとやっておかないといけないと思っている。

ローテーターの補正について

これから週末にかけて天気が崩れるということなので、前からやりたかったアンテナの調整を、今日のうちにやっておこうと思った。調整の1つはローテータの補正、そして2つ目はカウンターポイズを調整して、各バンドのSWRを下げることだった。

まずはローテーターの補正から。
この「リトルターヒルHP」は使用するときにローテーターで回転させ、ベランダ内から外に張り出している。だから左回転、右回転を頻繁におこなうため、少しずつ角度がズレてくる。

このズレが重なってくると、最近では角度が30°くらいまでしか出せなくなってしまったので、当然飛びが悪いなと感じている。だから補正してできるだけもっと外にアンテナを出せるようにしたいのだ。

ただしリトルターヒルを取り付けている状態では、アンテナが壁に当たってしまい補正ができないので、一旦これを基台から取り外してからの作業になる。

調整方法は簡単だ。まずこのコントローラーを右いっぱいまで回しきるまでモーターを回す。そして今度は左いっぱいまで回す。こうすることでズレをゼロに補正することができるのだ。補正が終わったらアンテナを再度取り付ける。このときにアンテナ各部の点検をすることも大切だね。

カウンターポイズの調整について

つぎにカウンターポイズだけど、ぼくのマンションのベランダにはアースを取れるものがない。だからバンドごとにたった1本のビニール線を必要な長さにカットして、カウンターポイズとして使っている。

それぞれの長さは(300 ÷ 周波数 × 0.95)÷ 4で計算した長さだ。でも実際は結構アバウトに切ったし、それに8年前に作ったものをいまだに使っている。

これはあくまでもぼくのやり方なんだけど、アンテナのアース部からのビニール線を、アンテナからエアコンのホースに一旦中継させてから下に垂らす方法だ。

中継をとらないで直接ベランダの床に敷く方法だとSWRは下がらない。そして周波数の高いバンドから上の方で中継させている。この中継する位置やたるみの具合でSWRが微妙に変化するので、それを探っていくのだ。

そして計測はこれまでは部屋の中のアナライザーを、2台のiPhoneでSkypeアプリを使いモニターしながら、最良点をさぐる方法でやっていた。でもこれだとアナライザーは3分ほどで再起動しないと使えないから、いちいち部屋に戻って立ち上げないといけなくてとても面倒だった。

そこで今日からは移動運用に使う「MFJ-223」でアンテナの近くで計測しながら調整することにした。調整はなんとなく、こうやったらこうなりそうだなみたいなものがあるんだけど、やってみるまではわからない。

こうして28M、24M、21M、18M、14M、10M、7Mの7つのバンドの調整を終えた。ちなみにぼくは50Mの運用をしないので調整していない。

最終的には、それぞれのバンドのSWRは、リトルターヒルのコイルの位置を動かしながら、このアナライザーで最良点を見つける。こんなふうに28.074MHzでのSWRは1.0になった。こんな感じで全バンドを同じように計測し、SWRを1.0〜1.2におさめることができた。これでオッケー。ふ〜疲れた〜。

さあ、これで調整が完了したのでテストのために21MHzのFT8を運用した。調整ができたおかげで90°まで外に張り出すことができ、わずかの時間でフランス、ドイツ、ポーランド、オランダ、イングランドなど12局と交信できた。

こんなふうに実はアマチュア無線というのは、単に交信するだけじゃなく、いろんな機器やソフトのメンテナンスをして、よい状態にしていくことも楽しみなことなんだ。

だからアマチュア無線というのは、いろんな勉強をしたり、CWのスキルを磨いたり、機器をそろえたりと、本当に多くの楽しみがあるんだよ。一生楽しめるんだよ。

さあ、これからコンディションはどんどんあがっていくだろうからDX通信が楽しみだ。そして季節もよくなってきたので移動運用も計画しよう。

 

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