自宅のリフォーム(リノベーション)のために、来年の3月始めまで仮住まいにいる。今までとにかく忙しい日々だったが、いろんなことが全て落ち着いて、ようやくゆっくりできる時間が持てるようになった。
とはいえ、自分の部屋はないし、趣味のアマチュア無線もできない、ギターも弾けないし、時間を持てあますことが多くなった。
そこで会社に一時保管をしていた小型トランシーバーFT817NDとBENCHERキーを持ち帰って、しばらくの間はCWの練習をすることにした。
受信の練習はCW FreakとMorse Runnerを併用して練習再開!
どちらも14WPM(1分間14文字)の低速からゆっくり余裕で解読できるところに戻って練習することにした。
なぜ、そう思ったのかというと、来年からCWの違う楽しみ方をしてみようと思ったからだ。何が違うのかというと「純粋にCWの交信を楽しむ」という原点に戻ろうと思ったのだ。
今まではずっと国内の無線局とは殆ど交信せず、もっぱら海外の局を探してはコールするという交信だった。だから、ほとんどはCQを出している局にこちらのコール「JA2WIG」を送信して、コールバックしてくれたら受信レポート「599」を送り、ありがとう、さようならを意味する「TU 73」を送って終わり。
スピードも25WPMくらいなので、交信時間は10秒とかでおわってしまう。ま、あとはせいぜい名前や地名を送るくらい。なんとも味気ない交信だ。
それでも、遠い外国の無線局と交信できる喜びや感動は大きいので、これがいけないということではないが……。
でも、来年は海外の局はもちろんだが、国内の局とせめてラバースタンプ(定形交信)でもよいので、もう少しCWの本来の楽しみを実感したいと思っている。こちらからゆっくりした早さでCQを出すことにもチャレンジしようかな……。
ま、このくらいでもいいんだよね。ともかく楽しむのだ!
そして、来年の新しい楽しみはもう一つ。
アメリカのエレクラフト社で販売している小型トランシーバーKX2またはKX3を手に入れて、自宅から飛びだしてCWを楽しもうとしていることだ。
こうやって人生は先の楽しみをみつけて、新しいことをやっていくことなんだなと思う。あの日野原先生が言っていた「長寿の秘訣は新しいことを始める」ことだと。つまり睡っている遺伝子を開花させることなんだね。
追記:その後、毎日CWの練習をするようになった。でもなかなか上達しない。というかモチベーションが上がらないのだ。だから気分によって今日は調子がいいぞと思うときもあるし、こんなに遅いのにエラーばかりの時があってめげる。
それで自分なりに決めた方法がある。CW Freakを使ってPractisBモードを使う。ここで設定でデフォルトのWPMを例えば14WPMから始める。成功しても失敗しても早さを変えないようにスピードの変化を±0にする。1回のQSOの回数を10回にする。
10回とも14WPMの早さでトライできるようにして、10回ともGreat!になると1セット完了。1回でもミスしたら、このセットは即終了。
これが3セット連続してできたら合格とする。1セットなら難しくないが、3セットというとかなり難易度があがる。いくら2セット合格しても3セット目で不合格なら、また1セット目からやり直し。
そして、合格したら次回より1つ早く15WPMして同様にトライして、少しずつレベルアップするというやり方だ。これでいつも緊張感が持てそうだ。まるでゲームをやっているようで楽しい。これはなかなかいいと自画自賛(笑)