先日のブログでウィスキーのコレクションを始めるので、その棚を作りたいと書いた。
でも、この狭い部屋の中で、どこにそんなスペースがあるんだ? と思っていろいろ考えていた。かと言って普通の本棚みたいなものじゃつまらない。
そうだ、新しくその場所を作るんじゃなくて、今使っているこの棚というか、コーナーを作り替えて、ウィスキー棚を追加すればいいじゃないかと思った。これなら、少ない材料と手間ですむし、雰囲気も良さそうだ。
そして、具体的にどの場所に、どんなふうにそれを作るのか、いろんなアイディアを考えた。この考える時間が何より楽しい。基本はシンプルで使いやすいものにしよう。
ということで材料を買いに、仕事を抜け出して、ホームセンター・カーマに行った。ところが欲しいものが全然ない。最初にこのコーナーを作ったときは、いろんな材料を全てここで揃えられたのに、今は全然少なくなっている。
結局売れないものは置かない、ということなんだろうが、DIYをする人が少なくなってきたのかなあ。やむを得ずジャンボエンチョーに行ってみた。ここもないかもなと心配したが、置いてあった。良かったね。何とか希望の杉板と1× 6 材、そして金具と木ネジを買うことができた。まずは、それぞれの木材の塗装をした。
使ったのはブライワックスのジャコビアンだ。前に使った残りがだいぶたくさんあるので、これを使った。1× 6 材は白い生地なので、何回も塗り重ねないと、色むらが出るし思ったような色にならない。3回塗ってこれでよしとしよう。
ブライワックスはワックスなので、乾いてから布で磨いてやると、こんなにツヤが出ていい感じになった。いいよね。
そして、今回はこんなパーツも使った。これがあるとないとじゃ大きな違いが出るのだよ。
まずは、上部の2枚を残して全て撤去した。とにかく部屋が狭いので、置いてあったギターだったり、小物だったり撤去した棚を置く場もない。隣の部屋に全て移動。さあ、作業に取りかかるぞ。
と、言ってもこの先の行程は、説明しても面白くないので、省略していきなり完成写真となる。
そのまえに、これが設計図。えっ? これが? と思われただろうが、今回はこれで充分だ。全体図とそれぞれの材料の寸法を書いたメモだけ。あとは、実際に作業をやりながら、決めていけばいいのだ。
それぞれの材料費は
27 × 90mm 秋田杉:448円
スプルース1× 6 材:758円
カット代:60円 → 30円になってた。
木ネジ2種類:236円
マルチL型金具2個:730円
転び止め金具一式:4,430円
この金具はネットで買ったんだけど、送料がなんと1,900円もかかった。転び止め金具は、今回どうしても使いたかったので、ま、しょうがないかなと。合計で6,632円。
ということで、完成したウィスキー棚。
ギターは3本を1本の丈夫な杉板で支えた。
どうしても使いたかった、という転び止め金具はこんな感じになる。色はあえてゴールド。やっぱりこれがあるとないとじゃ雰囲気が全然違うよね。
さて、これでぼくの部屋にウィスキー・コレクションコーナーができあがった。この部屋はぼくの好きなものたちでいっぱいになってきた。
となると、次はバーカウンターが欲しくなるってか? いや、それより、ちゃんとした録音スタジオが欲しいな。 おいおい、そんなスペースはもうどこにもないぞ。笑
そして、今日は新たに2本のウィスキーが加わったぞ。
「バランタイン17年 トリビュートリリース・リミテッドエディション」と「ザ・マッカラン ダブルカスク 12年」。こうやって並べてみると、そして眺めているだけで、ぼくは幸せな気分になってくる。まるで宝石箱のようだ。
さきほど、マッカランのハイボールを作って飲んでみた。
く〜〜〜! う、旨〜い。旨すぎて言葉にならない。
ビールは旨いし、焼酎も日本酒も旨いものがある。でも、ウィスキーのこの旨さは別格だなと思った。しばらくこのコレクションは続くことだろう。
というわけで、この前のブログで書いた
さて、なぜウィスキーなのかというと。毎週欠かさず観ている、NHKのドキュメント72時間で昨日は「銀座の酒屋の物語」というタイトルで、100円からウィスキーの試飲ができる酒屋を放送していたんだよね。いいなあ、こんな店があったら毎日でも通いたいなあ。
この番組の中で、ある人が自分は100本持っているけど、まだ少しなので買いに来た、みたいなことを言っていた。えっ!そうか〜、世界中のウィスキーを集めるっていいなあ〜。確かに日本酒とかワインだと、一度開けたら長くは持たない。でもウィスキーなら長く置けるよね。
ということから始まった物語は、今日ここに新しい楽しみへとつながった。「人生は小さなきっかけで、新しいことが始まる」ものだ。でもだからこそ人生は楽しいんだよね。
その楽しい人生のためには、小さなきっかけを逃さないよう、自分のアンテナと受信機の感度を上げることが大切だ。そしてその感度が落ちないように、いつも整備しておくことが大事なんだ、とぼくは思う。