今日はあまりワッチする時間がなくて、夕食後の夜7時から30分だけFT8の14MHz帯をワッチすることにした。
すると、いきなり「5Z4VJ」局のCQが見えた。そういえば1週間ほど前に何度もコールしたけど交信できなかったケニアの無線局だ。今日こそはと思ってさっそくコールすると、意外にもすぐにコールバックされた。これはラッキー、初ケニア達成!
PskReporterを見ると、ぼくの電波は広く北米、EU、オーストラリア、そしてケニアまで飛んでいた。
さらに「8J1RL」局、これは言わずと知れた「南極昭和基地」からの電波が強力に飛んできているのも見えた。
さすがに、もの凄い数の無線局が群がるようにコールしているのが見える。これだけの数の無線局の中から交信できるということが、どれだけ大変なことかと改めて思う。
ぼくもちょうど2年ほど前に「南極昭和基地 8J1RL と交信できた!」で書いたとおり、奇跡的に交信することができた。
その時のことを
『「8J1RL JA2WIG -14」とにかくあきらめずにコールすること24回。う〜んやっぱこりゃ無理だな。もうやめよかなと思ったその瞬間、「JA2WIG 8J1RL R-16」とコールバックがあった(@_@) 。うそだろ!?と思ってしまった』
と書いているが、本当に驚いたし、飛び上がるほど嬉しかったなあ。
その後スペインの「EA1L」局
中国の「BI4IKE」局
中国の「BG4LSA」局
ロシアの「RT9YO」局
台湾の「BU2BW」局
と30分間で6局と交信できた。
まだFT8を始めてあまり経ってないころは、どうしてもアジアを避けることが多かった。そしてCQは殆ど出さずただひたすらワッチをして、ヨーロッパ、南米などを狙ってコールしていた。
当然ながら交信数はとても少なかった。でも最近は考え方を変えた。全ての無線局に対してウェルカムという気持ちになっている。
だからこちらからコールする局がないときは、CQを出して例え中国でも韓国でも日本国内の局でも、誰でも快く交信するようにしている。
今のコロナ渦にあって、お互いの国が行き来できない昨今だから、こうして電波を通じて交流できることが、何かとても貴重に感じるからかもしれないなと思う。