初めての鉄道ジオラマ作りは、紆余曲折しながらもやっとレイアウトとデザインが決まった。さあいよいよ製作に入ることにしよう。
前回はパーツの発注とレイアウトボード作りを行った。火曜日にはロクハンから全てのパーツが届いた。たくさんのパーツを前にするとなんだかワクワクしてきた。
届いたレールとパーツ表をチェックしてみると「電動ポイントレール」を1つ注文し忘れていたので、追加発注した。これはアマゾンで注文したので翌日届いた。
さあ、いよいよ組み立てていくのだけど、その前に準備がある。レールの仮組みでは、発泡スチロールをカットしたものを使って各ポイントの高さを支えることにした。
レイアウトソフト「Any Rail」では、ポイントごとの高さがわかるので、設計図にその数値を記入した。発泡スチロールにそれを描き写す。
そして発泡スチロールカッターでテキトーにカットする。これは面白いほど簡単にカットできる。カッターナイフだと手間がかかるし、切りくずも出てしまうのでこれはとても重宝する。
設計図を元にどんどんレールをつなげていくと、残りは3カ所のフレキシブルレールになった。このレールは長さとカーブを自由に変えることができる便利なレールだ。
ただし、初めてのぼくにはむちゃくちゃ難しい。レールの長さを正確にカットしないと片側のレールのつなぎ目に隙間ができてしまう。
つまりカーブの角度によって、左右のレールの長さが変わってしまうのだ。一旦はこの位置でいいと思ってレールをカットすると、その後にはまた微妙にカーブの形状が変わってしまう。この作業で披露困ぱい。(-_-;)
あとで冷静に考えてみると、もっといい方法があったのに。。。
実際に組み立ててみると、設計図通りにいかない部分もあって、それは当然予想していたこと。それでも何とか苦労しながらも、一日かかってようやくここまで完成させることができた。
本来ならこのまま試走テストをしたいところだけど、もうそのエネルギーが残っていないので、ここまでにしておくことにした。
そして今日を迎えさっそく試走させてみることにした。実際に走らせてみると勾配が不自然だったり、ポイント切替で通電しなかったり、フレキシブルレールの部分に不具合があったりで、とにかくうまくいかない。
さらに蒸気機関車C62はすぐに脱線してしまい使い物にならないのだ。あ、そうそう。その問題は過去にも経験していたことで、レールがほんの少しでもデコボコしていたりすると脱線してしまう。今の段階ではしかたがないことなので、よしとしよう。
というわけで、なんとかスムーズに走らせることができたので、動画をYouTubeにアップしてみた。自分で設計したものがこうして形になるとやっぱり嬉しいね!
物作りはとにかく思い通りにはいかない。でも言いかえれば、工夫しだいで何とかしていける楽しい世界だということ。この先もゆっくり楽しんでいくことにしよう。