前回の「初めての鉄道ジオラマ作り(その4)」を書いたのが3週間前で、この時は全部で3カ所ある土手のうち1つ目を終えたところだった。
この方法で良かったので、他の部分も同じようにやっていくことにした。こういうことはやる気があれば、一気に終わってしまうんだけど、どうも気が乗らない。そういうときは無理してやらないほうがいいよね。
あれから2週間、やっと2カ所目の土手が完成し、先週から3カ所目の土手の製作に入った。相変わらずちっともその気にならないので、なかなか進まない。(-_-;)
とにかく進めていかないと完成しないことも分かっているけど、今は気が向いた時に少しだけ作業をして、すぐに終えるようにしている。無理しない無理しない。
まずはダイソーのコルクボードをカットして、レールにセメダイン・スーパーXを使って接着する。たったそれだけで作業終了。相変わらずだ。笑
次の日から、その下にダイソーで買った12mmの発泡スチロール板、そしてスタイロフォームでベースを作り、それぞれを木工ボンドで接着していく。これもちょっとだけやったら終わり。も〜あかんな。
それでも昨日なんとかこの工程を終えることができた。とりあえず節目を迎えたことでホッとしている。それにしてもやる気のないオジサンだなと、喝を入れたくなる。
そして問題がないかテスト走行してみた。メインのコースは問題なくスムーズに走行してくれた。やったね、やっぱり嬉しいな。楽しいな♪
そしてポイントを切り替えて、もう一つの周回コースを走らせてみた。するといきなりの分岐点で、止まってしまったり、脱線したりで、うまくいかない。
なぜだ。どうしてだ。。。(-_-)
そこでゆっくり走らせてみたり、手で押してみたりして、原因を探っていく。すぐに切替ポイントの不良が見つかったので、これを修正してみた。でも解決しない。
そして列車と列車を連結するパーツを見ると、下向きに大きなバリが出ていて、これがレールに引っかかっていたので、これを修正してみた。それでも解決しない。
他にも考えられる部分をいくつか修正してみたが、結局解決できなかった。こうなるとレールより列車に問題があるのでは? そう思った。
なぜかというと、ディーゼル機関車「DD51」単体で走らせると、まったく問題なく走るのに「オハ35」を連結させるとこちらが脱線してしまうからだ。
そこで客車オハ35(上)とディーゼル機関車DD51(下)を比較してみた。一見してそれぞれのサイズが違うことがわかる。
そこでノギスを使って、それぞれの寸法を測ってみた。そうか、なるほどね。
それぞれの詳細な寸法は、ややこしくなるのでこの図には書かないけど、ポイントになる2つの部分の寸法を書いてみた。
赤〇の部分でレールの上に車輪がどのように乗っているかがわかる。左の「DD51」はレールにしっかり乗っているのがわかる。ところが右の「オハ35」は線路より狭くなっているので不安定だ。
そして青〇の部分はそれぞれの車輪と車輪の長さ、つまりホイールベースの長さで、これは車でも同じことなんだけど、小さいほど小回りが効く。つまり「オハ35」は小回りが不得意なんだね。
このことが原因で止まってしまったり脱線してしまうんだと思う。そういうことにしとこう。もうこれ以上追求しても楽しくないので、これで終わり!
そして、ここの部分は別の小回りが得意な車両に任せることにした。そのことはまた後日書こうと思う。
さあ、ということで次の工程に進むことになった。次はできあがった土手に、肉盛りしていって立体的な土手にしていくつもりだ。新しい工程に入るとちょっとやる気が出てきたぞ。どうやらりゅうじオジサンの「やる気スイッチ」が入ったもよう。笑