ジオラマ作りをお休みして、前からずっとやりたかったことを始めることにした。それはギターの録音そして録画をより良質なものすることだった。
これは以前「自分の「映像作品」を作るということ」や「おじさん 迷路から出られるのか」でトライしたことなんだけど、まだまだ不十分だと思っているからだ。
例えばiPhoneに「VideoMic Me-L」というコンデンサマイクを付けて録画してみたり
「Apogee Hype Mic」で音を拾ってiPhoneで録画してみたり
メイトン内蔵のAP5ピックアップシステムから拾った音と、アポジーマイクで拾った音を合わせて録音してみたりと、いろいろやってみたのだけど、まだ満足いくものではなかった。それでもう一度最初から徹底的にやり直してみたかったのだ。
へたくそな絵だけど、こんなふうにギターの音を2系統で拾って、Macのガレージバンドというソフトで録音する。
1つ目はアポジーマイクで良質な生音を拾いMacへ、2つ目はメイトンのAP5ピックアップシステムで音作りをして、さらにエフェクターで音を細かく調整し、USBインターフェイスを通してMacへ入力する。
今までやっていたのは、この2系統の音を1つのチャンネルで録画していた。これだとそれぞれの音をガレージバンドで調整することができない。
そこで今回は2つのチャンネルを作って、1チャンネルはマイク、2チャンネルはUSBインターフェイスにして、それぞれをコントロールすることができるようにした。
そして、ギターを弾きながら2つのチャンネルを同時に録音するのだ。詳しいことは難しくなるので書かないけど、設定の基本がようやく理解できた。
とりあえずテスト的に録音してみたものがこれ。まだ調整が不十分でござる。
さて、もちろんこれで終わりではない。この次は映像を加える。
iPhoneのカメラで動画を撮りながら、ギターの音を先ほどの方法でiPhoneのライトニングに入力して、1本の動画を完成させるまでやってみるつもりだ。
これらの接続方法や機器が複雑なので、できるかどうかはわからない。でも挑戦してみようと思っている。
なぜ、今こんなことをまたやろうと思っているのかというと、以前レッスンを受けていたことがある大森さんの動画を観て、同じ方法で実践していた。
確かにこれはとても効果的だった。ところがこれだと動画の音が薄っぺらくてそれが不満だった。なので、いつかより良質な音、そして良質な映像でもう一度やってみたいと思っていたのだ。
できあがったものを誰かに見せたいということではない。そういう目的ではなくて、あくまでももっとギターが上手になりたいという思いだけだ。
ただ、繰り返し練習しているだけだと面白くないので、だんだん手抜きの練習になってしまって、上達するどころかどんどんヘタになってきてしまった。
このままじゃいけないなとずっと思っていたので、ここらで質の高い自分の「映像作品」を作ることで、もう一度原点に返ろうと思っている。
そして次の新曲「EL VAQUERO」の練習も始めようと思っているのだよ。トミー先生のレッスンがとてもわかりやすい。楽しみだな♪