シャック用のテーブルが完成

FT817でFLdigiを試してみた

ぼくの日課

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おー、ニューカレドニア!

少しの時間でもジュピター号作り

「ヨシナガ式 ギター練習法」

乗り遅れるな、と!?

久しぶりのFT8が楽しかった

漫画ペン先セットを買った

第一日目、こりゃ難関じゃ。

アポジーマイクは ぼくを変える

Begali(ベガリ)に一目惚れ ♡

VN-4002用のバッテリーを作ろう

昭和基地からのQSLカードが届いた!

ジュピター号の製作開始

部屋の改造をしてみた

みんなの助けを借りてここまで来た

好きなものに囲まれる暮らし

今日から「Beautiful Love」の練習を始めた...

ヨシタケシンスケさんが教えてくれた

フジゲンというブランドは 知らなかった

もっと良質なサウンドを作りたい!

あたふた CQ 初体験記

台風7号が接近中のためアンテナを撤去

HARDROCK-50製作記録のまとめ

ぼくがブログを書く理由

KX2の送信出力の変更を申請した

Windows 7 のサポートが終わる。だと?

VN-4002が無事 帰ってきた

カッコいいぞ!DD51 1000 A寒地 JR北海道色

VN-4002に内蔵スピーカーを入れてみた

ぼくが持っている9個のCWパドルの話

いつか駅ピアノで……

秋の南信州を旅したよ

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今日はCWの練習デー

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拝啓、エマニュエルさま

セットアップでエラーの連続だぜ (-_-;)

帆船模型「サプライ号」が完成した!

買い物は「サクラチェッカー」でチェック

自分は奇跡的な出会いでできている

全国大陶器市に行ってきた(豊田スタジアム)

“ If you can dream it, you ...

ジュピターの製作を再開した

8年ぶりにフェイスブックを再開した

PCの自作に挑むのだ

ジュピター号よ、前に進め!

大切なのは失敗を楽しめるかどうかだ

I LOVE CW ♡♡

Ham Radio Deluxeを使い始めた

泊まった宿のことを書いておこう

この壁を超えろ!

CWの送信練習を始めた

KX2に使うアンテナを3本の中から選んだ

ジュピターはぼくを元気にしてくれる

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春の香り

初めての鉄道ジオラマ作り(その20)

今日はサモアと交信できた!

サンタさんからのプレゼント♪

上を向いて歩こう♪

自分の映像作品を作る Ver.2.0(その3)

おじさん 迷路から出られるのか

夜でもギターの練習ができるのだ

VSWR計製作キットQPM-01が届いた

ぼくが求めているギターの音色の追求

ついにジュピターが完成した。

仕事場をさらにリニューアルした

今日はアンテナを交換した

AX1というアンテナの実験には終わりがない

べガリキーがたったの2日で届いたと?

Zショーティー・ジオラマ作り(6日目)

KX2が届いた

アマチュア無線の運用で最も重要ものは何だろう

FT-817 復活作戦・腰は痛いが実験もしたい

自分の「映像作品」を作るということ

「ギター練習の再開!」そのきっかけ

京都へお礼参りに行ってきた

今年最後?の移動運用を楽しんだ

今日から3つのクラブができました

AX1のSWRを調整する(その2)

お気に入りのピアノ音源を探す旅

(@_@) こりゃ画期的な改正だ!

待ちに待ったメイトン嬢がやってきた!

ローテータをメンテナンスした

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ウルグアイまで飛んでいる♪

自作PCが完成したぞ!

お花畑のジオラマをつくろう

充実した日々を送るための実験的な一日

強制ギブス法だと?

キャンプに行きたいのだ

テイラーギターを買った理由とそれまでの経緯

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初バングラデシュ

トンガ王国と初めての交信

The Man With The Green Thum...

ぼくはあまりにも疲れるとピアノが弾きたくなる

知ってた? 正しい体温計の使い方

「春よ、来い」の練習も始めた♪

がんばらないけど、どうでしょう?

「フリードプラス無線室」の改良版

スローなCWにしてみよう

これを「プラトー現象」と言う、らしい

アマチュア無線

リニアアンプの製作(メイン工程の終了)

HobbyPCB社の「HARDROCK-50 HF Power Amp Kit」という50Wのリニアアンプ製作キットをのんびり作り続け、今日で2週間ほどたった。(ホントゆっくりだねえ)

とにかく何かを作るというのはとても楽しいことで、できあがってからのことも楽しみなんだけど、一つひとつの作業でぼくの劣化しつつある脳への刺激にもなっている。

そしてアマチュア無線家でもこういうことに詳しい人と、ぼくのように殆ど素人のような人間では、このキットに対する難易度は相当の差があるだろう。とにかくぼくにとっては最初から不安を抱えたキット作りだった。

製作の当初はフィルター回路のトロイダルコアにエナメル線を規定の回数巻いていく作業が中心になる。一見して簡単な作業のように見えるけど、回数だったり巻き方だったり、ここはちゃんとやらないと後々に響くので手を抜けない。

最初のうちはマニアルをiPadで翻訳しながらステップごとに進めていけば良かった。ところがだんだん複雑になってくると、前後の関係をしっかり理解しないといけないので、翻訳後にプリントアウトして、確認しながら進めていく。

当然ながら専門的な内容なのでグーグルさんでは限界があるから、あとは自分でこれを書いた人のことを想像しながら読み取っていかないといけない。っていうかぼくの頭ではそれについていくのがやっとで理解するのにとても苦労した。

そーなると、もう頭の中がグチャグチャになってしまうことになる。そんなときは一息入れてお気に入りのコーヒーを飲むことにしている。今日はぼくが焙煎したキリマンジャロの深煎り。これを飲むと不思議に気力が湧いてくるのだ。コーヒーは凄い!

というわけで何とか組み立てが完了したので、いよいよテスト工程に入る。まずは指定された3箇所の抵抗値を測ろう。

そして結果は……。まいどお決まりの不合格。あ〜〜、なんとこんな簡単なテストをクリアできないとは。トホホ (-_-;)

仕方がないので、いったん全部バラして基板のチェックを行うことにした。パーツの取り付け間違いはないか、ハンダ付け不良はないか、ハンダ付け忘れはないかなどを徹底的に調べ上げる。

こんな時にいつも役に立つのが、肉眼では見えないものがハッキリ見えるiPhone用のクローズアップレンズだ。その結果致命的なハンダ付けのショートが1カ所見つかった。これを修正して再度組み立てテストを行うと今度は無事合格! ほっ。(´д`)

そして次のテストはこの図のように実際に電源を入れて電流値を計測する。

この後の説明は今後このキットを作るかもしれない人への参考になるかもしれないので、少々長いけど書いていくことにする。

先ほどのイラスト通り接続して、電源を入れ、#4のジャンパーを外し、スイッチON、そして4カ所のMOSFETの調整ボリュームを規定の電流値になるまで回していく。

ところが「いくら回しても全くメーターが振れない」のだ。というか、なんかさっき変な音がしたけど、気のせいかな?

さあ、困ったぞ。と言っても自分で考えても解決できるわけがないので、HobbyPCBのJimさんにメールを送ってアドバイスをもらうことにした。

するとMOSFETの電圧を調べなさいという返事が返ってきた。そして「MOSFET VR1の調整ボリュームを回して4V以上になるようにしなさい」ということだった。

さっそく試してみるとうまく行った。そのことを伝えると「これは電圧が正しく動作していることを確認するためであり、それよりもあくまで規定の電流値になるようにセットしないといけない」ということだった。

そして「電流が測定できない原因はセットアップが正しくできていないか、テスターのヒューズが切れているかどちらかだ」というアドバイスだった。

さっそくテスターを分解してヒューズを調べてみると、案の定600mAのヒューズが切れていた。Jimさん凄い! というかさっき変な音がしたのはヒューズが切れた音だったんだ。もちろん持ち合わせがないのでさっそくアマゾンで注文した。

そしてJimさんにヒューズが切れていたことと、電流の測定のセットアップはこんなふうにしたと上の画像を添えて送った。

すると「このセットアップなら問題ない」ということ、そして「テスターのレンジを10Aにして電流がどれくらい流れているかを知りたい」という返事だ。

また念のため「MOSFETの調整ボリュームは元に戻してあるか?」と聞いてきた。あっそうか。ぼくはそれを戻していないことに気がついた。だから電流が流れすぎてヒューズが切れてしまったんだな。あるいはプラス側の線をアースに触れてショートさせてしまったか、理由は今となっては定かではないが…。でもやっぱJimさんは凄い!

そして、アドバイスの通りテスターのレンジを10Aにして安定化電源のスイッチを入れ、#4のジャンパーを外してPCBの電源をONにして、もう一度MOSFETの調整ボリュームを回して規定の電流値にセット。よしこれでいい。

これらの結果をJimさんに伝えると。
Yes it sounds like the bias is set correctly. Congratulations.
(はい、バイアスが正しく設定されているようです。おめでとう)
という返事が返ってきた。ついにやったー!

本当に嬉しかったねえ。これもひとえに親切なJimさんのお陰だった。Jimさんはまるでスーパーマンのような人だ。返事の時間を見ると現地で真夜中の4時過ぎだろうが早朝の6時過ぎだろうが、素早くアドバイスを送ってくれた。(いつ寝てるのだろう?)

全てぼくのミスだったり知識不足が原因なのに、そして10回以上もメールしても決して嫌がらずに丁寧に答えてくれた。そのことに心から感謝している。

HobbyPCB社の会社のAbout usをみると「業界最高のカスタマーサービスを備えた高品質の製品を提供します」と書かれていた。メンバーがアマチュア無線の愛好家であり、そういうポリシーがあってこそできるんだなあ。

ぼくもこれまでアウベルクラフトという会社をやってきて、何よりアフターフォローこそが一番大切だと思って、お客さんが納得するまでフォローした。つまり商品は販売して終わりではなくて、そこからが始まりだと思っているからだね。

ということで、なんとかメイン工程が無事終了。明日からは次のステップであるATU(オートアンテナチューナー)作りに入ろう。そして完成後に必要な面倒でしかも苦手な電子申請の書類の準備もそろそろ始めましょうかねえ。

そして今夜は青酎で乾杯しましょうかねえ。

 

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