今日は午前中にから18MHz帯のFT8をワッチし始めた、するといきなりスリナム共和国の「PZ5RA」局のCQが見えた。もちろん初めての国になる。何とか交信しようと諦めずに何度もコールし続けてようやく交信することができた。ほっ。
交信が成立したものの、今日のコンディションはSN=0で最悪の日。JTAlertで見えているのは、アメリカ、ブラジル、スリナム、メキシコ、プエルトリコ、コスタリカのみ。こんなピンポイントの日は初めてだった。
交信できたと言ってもスリナム共和国のことは殆ど知らない。
位置的に言うとブラジルの北にあり北海道の2倍くらいの小さな国だ。「世界各国のすがた」の簡単な説明を見ると、人口は59万人で日本への輸出は魚介類が殆どらしい。
続いて、これも初めてのプエルトリコの「KP4JRS」局が見えた。数回のコールでコールバックされた。
さらに同じくプエルトリコの「KP4HF」局が見えたのでコールするとすぐにコールバックされた。
どうやら今日はこのあたりがピンポイントで開けているようだ。この地域との交信がこんなにスムーズに行ったのは初めてだなあ。
さらにしばらくワッチを続けると「TI200I」局がCQを出していた。この局は「コスタリカ独立200周年記念特別イベント」の記念局になる。
記念局なので世界中からコールされていて、何度コールしても交信することができそうもない。それでもこういう時は根気よくコールすれば必ずコールバックされると信じているので、粘り強く続けた。
ねばり続けること30分ほどで、ようやくコールバックをもらえて一安心。(^^)
今日は短い時間に3つのエンティティを追加することができた。とてもラッキーだな! その後、しばらくたってこの地域からの信号は途絶えた。
実は昨日もN1ZZZ/MMという珍しいコールサインがCQを出していたのでコールして交信することができた。
「N1ZZZ/MM」の/MMはマリンモービルという意味で海上からの運用局だ。貨物船の船長さんらしいが今どこを航海しているのだろうか? FT8での出会いはいろんなことがあって本当に楽しいなと思う。
一ヶ月ほど前から、14MHz帯から18MHz帯のFT8に切り替えてからは、14MHz帯では見えなかった地域と交信できるようになって、とても楽しい。
というわけで、今日の新しいエンティティを加えて111のワークとなった。
こちらはQRZ.comのログブックだ。最近は殆どが18MHz帯のFT8での交信になる。しかも圧倒的にEU方面が開けているので、「CQ EU」とCQを出すと毎回多くの局が呼んでくれる。なんだかモテモテの気分だ。笑
そして、こちらは「LowTW」のDXCCリストだ。DXCCのことはFBニュースの「DXCCしましょ!」でわかりやすく解説してくれている。
この表を見るとぼくの場合は83エンティティでDXCC100まであと17エンティティとなっている。積極的にそれを目標にしているということではないけど、そこまでいけたらいいなと思う。
そしてぼくがカムバックしたのが2014年の4月なんだけど、それ以来の毎年にQSO数をグラフにしてみた。
カムバックしてからはなかなかCWで交信する勇気がでなくて、その年はたったの11局で終わったんだね。そして翌年から少しずつ慣れてきたことと、JF65を始めたことで一気に数が増えていった。しかもサイクル24の時期にあたり、CWでも多くのDX通信ができてとても面白かった頃だ。
そしてだんだんとDXのコンディションが落ちてきて、DXのつながりが悪くなっていった。ところが2018年あたりからFT8を始めたことでまた少しずつ増え始めた。とはいえ、どちらかというと珍しいコールサインを見つけた時だけコールするとやり方だったので、QSO数はとても少なかった。
そして今年に入って考え方を変えた。もっと気楽に考えてできるだけ多くの無線局との交信を楽しもう! そして会社から帰ったらすぐにワッチを始めて交信することを日課にしよう。さらにCQも積極的に出そう。そう決めたら毎日がとても楽しくなってきた。
ただ数を増やすということが目的ではない。コロナ禍にあって世界中の人と交流することで、人びとの気持ちが少しでも明るくなればいい。そう思ったのだ。ということでまだ7月半ばなんだけど、今日現在367局となった。
そしてこれから少しずつエンティティが増えていくと、楽しみも増してくるような気がしている。それに「サイクル25」が少しずつ近づいてくるので、ますます楽しみが広がっていきそうだね。