先日は「毎日が心地よく過ごせる部屋に改造した」で部屋の改造のことを書いた。今回の改造のテーマは「心地よく過ごせるレイアウトに変えること」、もう一つは「いらないものを処分すること」の2つだ。今流行りの断捨離だね。
単にレイアウトを変えるだけではなく、これまで大切にしていた本、書類、資料、グッズを徹底的に処分することは、いつかはやらなといけないことだと思っていた。年をとるとそういうことも考えるようになるんだね。
とはいえ人は今の環境に慣れてしまうと、そのままの状態を維持しようという「現状維持装置」が働いてしまうそうだ。それでもじっと考えていると、こうしたいなと思う景色が見えてくることがある。それが部屋の改造をするタイミングなのだ。
こうして4日かけて、部屋のレイアウトを変え思い切った断捨離をすることもできた。
終わったときの感想は『新しくなったこの部屋は一言でいうと「とても居心地がいい」。外の景色がみえること、そしてモノが少なくてスッキリしているので心がとても落ち着くのだ』と書いている。
それはやっぱり今でもその通りだと思っているんだね。とにかくとても居心地がいい。思い切って改造してよかったなと思っている。
その後は改造の仕上げとなる第二弾の作業を行い、ようやくそれも完了した。今日はそのことを書いてみる。
その内容は5つ、この写真の①から⑤までが追加した改造部分になる。
① 棚に間接照明を設置
② 壁に時計とパンチングボードを設置
③ 壁にLEDランプを設置
④ 出窓にテーブルランプを設置
⑤ 広い壁にパンチングボードを設置
という具合だ。部屋というのは装飾があるとよりオシャレになるし、居心地もよくなるものだ。逆に装飾がないと、なんとなく殺風景で遊び心や色気が足りない気がするんだよね。
これらのことができたのも、毎日いろいろネットで情報を集め、あちこちのお店に行ってシュミレーションを繰り返し、ようやくここまで来た。その過程がとても楽しいのだね。
① 間接照明というのは目立たない裏方の存在だけど、これがあるのとないのとでは雰囲気が大きく違う。今回はあえて40Wから25WのLED電球色に落として柔らかくしてみた。
② 何より時計は必需品。あえてごくシンプルなものを選んだ。そしてパンチングボードを設置して、ここにはぼくの好きなものを飾る。
このパンチングボードは、自由に絵画を描くキャンパスのように使うことができるので面白い。これからどんどん変わっていくだろう。
③と④の照明は夜になってからの写真を後で紹介しよう。ガラッと雰囲気が変わるよ。そして⑤の右側の壁には大きめのパンチングボードを設置した。
そして、この東側の出窓に向かうスペースは、ギターやピアノ、CD&ブルートゥースのプレイヤー、さらにはぼくが作った帆船模型と蒸気機関車が置いてある。ここはぼくが音楽を楽しむコーナーだね。
この棚にはガラスペンと集めた21個のインク、ブツブツ交換した人形、瀬戸の招き猫まつりで買った可愛い招き猫、そしてぼくが描いた色えんぴつ画を置いた。美術部だね。
⑤ この広くあいた壁には大きめのパンチングボードを設置した。
掛け軸はほぼ日で買った「おちつけ」という言葉、そしてぼくが初めて描いた色えんぴつ画、これは渡辺美香子さんの絵を模写したもの。その他、身近なグッズを置いてみた。こちらもぼくのキャンパスなので、これからどんどん変わっていくと思う。
さあ、夜になった。優しい色の照明が灯り、雰囲気がガラッと変わって居心地がずいぶんよくなる。やっぱり照明はとても大事だなあって思う。そして蒸気機関車の左にあるランプは「カンブリアンランタン」というお気に入りの明かりだ。
たまにはこんなふうに暖かい照明にするのもいいなって思う。
さて今回の改造のテーマは「落ち着いてくつろげる癒やしの部屋」を作ることだった。モノを徹底的に少なくし、かつ好きなものに囲まれて楽しく過ごせる部屋ということかな。ここにいて音楽を聴きながら、ゆっくりくつろぐ時間がとても好きだ。
一方、これは2022年1月のときの部屋で「おもちゃ箱みたいな遊び部屋」という感じだ。同じ部屋だとは思えないよね。とにかくたくさんの好きなモノたちに囲まれて、楽しく過ごせる暮らしだ。この頃はできればもっとゴチャゴチャにしたいと思っていた。
こんなふうに部屋というのはテーマやコンセプトを変えると、大きく変えることができるのだ。それは自分ができる表現であり個性でもある。これって本当に楽しいことだよね。
そしてこの部屋には、日々刻々と変化していくアクアリウムの水槽があるし
さらにはまだ未完成の鉄道模型のジオラマもある。この続きを孫たちが楽しみに待っているのだ。おじいさんはまだまだノンビリしてはいられないのである。
というわけで、ぼくのことだから、あと何年かするとまた新しいテーマでの部屋作りをするのかもしれないなって思う。それもまた楽しみなのである。