今日も会社から帰ってワッチをする。黒点は相変わらずゼロだけど、14MHzのFT8は今日もヨーロッパ、北米、オセアニアから広く飛んでくる。
さっそくモルドバのER4DX局と交信した。後でみたらモルドバもぼくの新しいカントリーに追加された。なんか、最近ラッキーだな。
その後、ヨーロッパのフィンランド、ボスニアヘルツェゴビナ、イタリアなどのCQ局をコールしたがコールバックなし。
今度は方角を変えて、ニュージーランドのZL1MVL局をコールした。3回目のコールで「-03」とシグナルレポートを送ってきた。
こちらから「R-15」と送る。う〜ん、何度送っても「73」が返ってこない。ニュージーランドは初めてではないので、まいいか、もうやめようかなと思っていた。その矢先……。
画面に小さなウィンドウで「ZL1MVL:qso ok in log arigato 73」と表示された。あれ?これはなんだ? と思った。これは「何回もレポートを送っているけど、ちゃんとQSOは成立したよ」と言ってきたんだな。すぐに「ok tnx 73」と書いて「Send」ボタンを押した。
送った後で、しまったよく見ておけば良かった。一体どのソフトの機能なのかが送ってからではわからない。どういうふうにしたら、そんなことができるんだろうと、ネットで調べてみた。しかしどこにもその解説が見つからない。
しかたがないな。探してみようと思って、当てずっぽうでJTAlertXで表示されるコールサインの一つに右クリックしてみた。すると「Send Text Message to Callsign」というのが見つかった。
おーこれか! これをクリックしてみると、別窓でこんなメッセージボードが現れた。
これだ! こうやってダイレクトにメッセージを送れるんだな。凄いぞこれは! 右側には先ほどZL1MVL局から受信したメッセージも残されている。
よし、これは使えるぞ〜。もし、交信が途中で途切れてしまった時は、これを使って「my rpt rcvd?」とか確認すればいいじゃないか。こんな素晴らしい機能があったとはね。
もう少し調べると、JTAlertXの「Viewタブ」→「F5」でこの画面を呼び出すことができることがわかった。JTAlertXには、多分もっといろんな便利な機能があるかもしれない。
気になるのはJTAlert経由しか、つまりJTAlertを使っていないとダメ、ということだけど、今やJTAlertは必須のソフトなのかもしれない。今日は勉強になった。
その後、14MHz帯のCWに移ってみると、けっこうヨーロッパからも届いているようだ。信号は弱いけど、CWなら交信できそうだな。ここしばらくCWの練習を怠っていたので、だいぶ鈍っている。明日から練習を再開させよう。やっぱりアマチュア無線はDXが面白いなあ。