このところ暖かい日が多くなってきたので、そろそろ移動運用をしようかなと思っている。今日はそのための準備をすることにした。
まずはKX2からいってみよう。このKX2には本体にピコパドルがマウントしてあって、これを回転させて収納できるのでとても便利だ。しかし車での移動なら、このパドルよりBagaliのパドルの方が断然使いやすい。
そしてより操作しやすくしたいので、Z型の雲台「Andoer Aluminum Alloy 雲台」にセットすることにした。雲台にはスマホ用のホルダーを使ってKX2を固定する。
これが今回の移動運用KX2シリーズ一式だ。雲台を使ったことでとても操作がしやすくなった。
左から小型バテッテリー「LONG WP7.2-12 12V7.2Ah」と昇圧コンバータ「UP60X-DC13.8V」、そしてKX2とBegaliの「Signature」だ。
昇圧コンバータを使ったのにはわけがある。それは内蔵のバッテリーや12Vの外部バッテリー電源からだと、送信出力が最大10Wまでになる。
それが12Vのバッテリー電圧を昇圧コンバータで13.8Vに上げ、さらにはKX2のファームアップにより、最大12Wまで送信出力が上げることができるようになった。
エレクラフト社のサイトにこんな説明が載っている。
* MAX POWER OUTPUT NOW 12 W ON 80-20 METERS. This power level is intended for light-duty cycle operation, e.g. hunt and pounce. (Note: When using 12 W, recommended supply voltage is 13.5-14 V; minimum 12.8 V. 12 W output is not guaranteed. If current drain is excessive, reduce power.)
グーグルで翻訳すると
*最大出力は80〜20メートルで12Wになりました。この電力レベルは、軽負荷サイクル動作を目的としています。 (注:12 Wを使用する場合、推奨される供給電圧は13.5〜14 V、最小12.8 Vです。電流ドレインが過剰な場合は、電力を減らします。12Wの出力は保証されません。)
ただ、この2Wがどの程度の効果になるのかはわからないが、少なくとも良くなるのは間違いないだろう。
それでは準備ができたので、実際に交信してみることにした。しばらくワッチしていると「8J2T7K/2」局がCQを出しているのが聞こえてきた。「豊田市制70周年記念特別局」お隣の豊田市の記念局だね。
すでにパイルアップ状態になっていて多くの局がコールしている。諦めずに数回コールするとコールバックされた。2ヶ月ぶりのCW交信だ。やっぱりいいなモールスって。
ということで、今日はKX2の準備ができたので、明日はIC-705での準備をしよう。
このところコロナの方がかなり怪しい状況になっているので、出かけるとしても西浦のような人がいない所にするつもりだ。ゴールデンウィーク中はのんびり移動運用を楽しむことにしよう。時間があれば釣りもしようかね。
今、ぼくは大好きな大瀧詠一の歌を聴きながら、そして口ずさみながら、このブログを書いている。
キャンドルを暗くして スローな曲がかかると
君が彼の背中に手を回し踊るのを壁で見ていたよ
ふられるとわかるまで 何秒かかっただろう・・・
切ない恋。初恋。君に恋している。君を愛している。そして失恋。人は恋をして、人を愛して生きていくんだね。いい歌だよね。
1 幸せな結末
2 さらばシベリア鉄道
3 君は天然色
4 恋するカレン
5 カナリア諸島にて
6 雨のウエンズデイ
7 恋するふたり
8 ペパーミント・ブルー
9 フィヨルドの少女
10 A面で恋をして ナイアガラ・トライアングル