今日は爽やかな初夏の天気なので「アイスラテ」を作ってみることにした。こういうことをするのは楽しみだな。
今回使うのは「Kamira(カミラ)」という、イタリア製の直火式エスプレッソメーカーだ。こういうイタリアらしい、デザイン性のある道具には、妙に惹かれるものがある。でも機能的には実によく考えられていると思う。
以前は「マキネッタ」を使ったエスプレッソコーヒーのことを書いたことがあるけど、カミラはこれより高い圧力で抽出することができるのが特徴だ。
もちろん、コーヒー豆は昨日焙煎したばかりのマンデリンの深入りを使う。特にエスプレッソコーヒーは、コーヒー豆の味を高圧、高濃度で抽出させるので、コーヒー豆の善し悪しで味の全てが決まってしまうんだよね。
まずは電動ミルで豆をエスプレッソ用に一番細かく挽く。最近手動式のミルからこれに変えてからは、もう元には戻れなくなった。めちゃくちゃ楽だからね。(でも、ぼくのライフスタイルの基本は、電気がなくても使えるサブを必ず用意しておくこと)
カミラの使い方はいたって簡単だ。
① フィルターホルダーにコーヒーの粉を入れる。
② 上のタンクに水を入れて、コックをひねって下のボイラーに落とす。
③ コンロに火をつけてボイラーのお湯を沸かす。
④ 蒸気が上に上り、一旦少し冷やされ、フィルターを通って抽出される。
とても簡単だし、高価な電動式のエスプレッソマシンに負けないくらいのレベルだと思う。
コンロの火をつけると、そんなに時間がかからなく抽出が始まり、かなり本格的なクレマ(泡)が立ってくる。こりゃ濃厚だ。香りもいい。
使い方はこの動画をみるとよくわかるよ。ほんとに簡単だねえ。
さて、次はよく冷やした牛乳を、このラテ・モンタレという手動式のミルク泡立て器に入れて、つまみを30秒ほど上下させると、簡単にカフェラテ用のミルクができる。ミルクは冷蔵ではなくチルト室に入れて冷やしている、というのは1〜5℃まで冷やさないとミルクの泡がたたないんだよね。不思議。
泡立て器は電動式のものも持っているけど、こちらも手動式でパコパコやるのは楽しいよ。と言っても今は電動式しかなく、この手動式は製造中止になっているらしい。
カフェラテは、とにかく手早くが基本だ。泡だった冷たいミルクに熱いエスプレッソコーヒーを注ぐ。
これに氷を淹れて、はいアイスラテのできあがり〜!
お〜、こりゃホントに旨いわ!
焙煎したてのマンデリンの苦みが、濃厚でスッキリしていて、香りもいい。おうちカフェでここまでできるとは、本当にすごいなと思う。
自分でコーヒーを焙煎して、自分でエスプレッソにして、すぐにアイスラテにしたコーヒー。これ、ほんとに楽しいので、ぜひみんなにもやって欲しいと思う。
P.S.
これはぼくが始めるカフェのメニューの1つにいれるつもり。もちろん、ここまで自分でやってもらうんだよ。