先日「毎日をもっと大切にしたくなる物語」の中で書いた「ライオンのおやつ」という本を読んで、読み終えたらNHKオンデマンドでも観るつもりだと書いた。
NHKオンデマンドはAmazon Primeでも観ることができるので、そちらで有料登録して観ることにした。NHKオンデマンドは月額990円、ただし毎月1日から月末が利用期間なので、月末近くに登録すると期間が短くなるので要注意。
全8話を観て、本とは少し内容が変わったがとてもよかった。あらためてその日その日を大切に、そして生まれてきてよかった。最後にそう思えるような人生を過ごしたいなと強く思ったのだ。
すべてを見終えたあとで、そろそろ月末なので解約しようと思ったが、せっかくなのでこのNHKオンデマンドにはどういうコンテンツがあるのだろうか? 調べてみた。
するとこのNHKオンデマンドにはものすごい数のコンテンツがあり、これらがすべて見放題というのはすごいなと思った。Amazon Primeで映画が見放題というのもすごいけど、オンデマンドで探すととても良い番組がたくさんある。
ぼくの好きな財津和夫のチューリップ解散のドキュメントもとても良かった。
さらには去年の10月に「ピアノの練習を始めた♪」で書いたけど、偶然「空港ピアノ エストニア・タリン」の再放送を観ていたら、ある人が「フォレスト・ガンプ」を弾き始めたのを観た。それがピアノを始めるきっかけになったんだけど、その番組も見つけることができた。
だからこの番組が好きだしとても感謝している。そしてもちろん、これからもいろんな空港、駅のストリートピアノを観るのが楽しみだ。
そして今は「ツバキ文具店」という物語を観ているが、見つけられたのが嬉しかった。
この本は「ライオンのおやつ」を書いた小川糸さんの本だったということを後で知った。以前「食堂かたつむり」という本を読んでいたことも後に知った。
ぼくはいつも本を作家や中をみて買うことはなく。いつも直感で買うことにしている。だから3冊持っているのは偶然なんだけど、なぜかこの人の文章は心優しさを感じるものがあって、読んでいると気持ちが落ち着くんだね。
そしてぼくの好きな「プロフェッショナル 仕事の流儀」も217の番組がみれる。過去に観たお気に入りのを見つけることもできるし、新しい発見もある。
今日は「おうち時間を楽しく!プロの極意」というのを観た。その中で「絶品コーヒー、2つのポイント」と第して、カフェ・バッハの田口さんが僕の知らなかったことを教えてくれた。
それはコーヒー豆をミルで挽いた後に、そのままドリップするのではなく、ドリップする前に微粉を取り除くというものだ。この微粉が「味を悪くする要因にもなります」と言っていた。
よしそれなら、ぼくもやってみようというわけで、茶こしを使って取り除くことにした。やってみるとこんなにたくさんあるのかというくらいの量だ。
これをいつものようにペーパーフィルターでドリップしてみると、微粉がなくなったからかお湯が落ちる速度がとても早くなった。
さっそく味見をしてみよう。
な〜るほどね。こりゃスッキリした味でおいしい! ただし、ぼくが思うに「味が悪くなる要因になる」というのはちょっと違うような気がする。
毎日同じコーヒーを飲んでいるけど、微粉があるほうの味も深みがあって、微粉に含まれる味はそのコーヒーが持つ個性でもある。だから単純に微粉は悪者ということはないような気がする。
つまり、微粉のありなしよりも、コーヒーを焙煎してからの鮮度のほうが重要に思う。そしてコーヒー豆の種類や焙煎度による味の違いもある。
だからこの微粉ありなしは、これらの選択肢の中に加わるということじゃないかなと。そのときの気分で微粉を取り除いた味にしたければそうすればいい。そういうことだろうと思う。
例えばぼくの店のコーヒーメニューがあるとしたら、「今日はブラジルのフルシティロースト、パウダーなしでお願いします」という感じなのかもしれない。こういうのだったら、ぼくはできる!いいぢゃないか!
ところで、ぼくは最近テレビを殆ど観なくなった。つまらない番組ばかりで時間の無駄のような気がするからだ。でもNHKオンデマンドを観て、ここには他とは違うぼくの知らない世界があることを知った。
この中からためになる番組を選んで観ていくことで、ぼくの世界が広がるような気がしている。「人生は死ぬまで勉強、そしてチャレンジだ」そのことをあらためて思うのだよ。いい時代だよね。