アマチュア無線

暮らしの中にCWを

昨日から最低でも1日1局はCWで交信し続けることを決めた。それはノルマというよりも、暮らしの中にCWが普通にある習慣を身につけたいと思ったからだ。

CWというのはしばらく遠ざかってしまうとレベルが下がってしまう。毎日がんばってMorse RunnerやCW Freakで練習をしていた頃は、かなり上達していたんだけど、今はまるでダメ。

昨日だってCWの交信をしようと思うと、聞き取りに苦労してしまって、CQを出しているコールサインがすぐに判読できない。これじゃダメだな。

要するに練習じゃなくて、実践でマスターしていくのが王道なのだと思った。ギターだって自宅で練習しているだけより、実際に誰かの前で弾いたり、YouTubeにアップするほうが断然上達が早いというではないか。

「幸せとは するべきことが ハッキリすること」じゃないのか?「よし! 決めた!」、いつか移動運用で自らCQを出せるくらいのレベルになるのだ。こうやって目標がハッキリすると、なんだか幸せな気分になってくるから不思議だ。

ところで、KX2を使っていて気になることがあった。それはKX2のスピーカーは本体の底に付いている。このためなのか音がこもって聞きづらい。ぼくが持っている無線専用の外部スピーカーに変えてみたが、音が小さすぎて使い物にならない。

仕方がないので無線専用のヘッドフォンを使っているんだけど、何かいいものはないのかなと探してみた。するとKX3のユーザーが「パソコン用のアンプ付スピーカーを使うといい」という記事を見つけた。

さっそくテレビ鑑賞手元スピーカー「オーディオテクニカのAT-MSP56TV」を手に入れた。すごいよ、昨日の夜8時半過ぎに注文したのに、今日の午後2時には届いたよ。(@_@)

「ニュースの音声やドラマのセリフなどが聞きやすくなるように、音声帯域の音圧を上げる独自の音質補正しています」と説明があるように、ハイファイの音質ではなく、無線にとっても聞きやすい帯域になっている。

さっそく使ってみた。音はクリアでとても聞き取りやすい。大きさはKX2と比較するとアンバランスに大きいんだけど、ま、特にコンパクトさと求めているわけではないので、これでいいか。

それよりも、これをiPhoneの外部スピーカーとして使ってみたけど、これが実にいいことがわかった。意外にこのスピーカーは重宝しそうだぞ。電源は単3電池4本を使うんだけどかなり長時間使えるらしい。

脱線するけど、上の写真で聴いているのは、Nitty Gritty Dirt Band(ニッティ・グリッティ・ダートバンド)の「You Ain't Going Nowhere」というぼくが大好きな曲。もともとボブ・ディランの歌なんだけど、カントリー風にアレンジしたこっちの方が好きだ。

もとい。というわけで、これからずっと毎日CWの交信を続けることで、どれくらいレベルアップしていくか楽しみだ。そしてこれから黒点数も増えてコンディションも上がっていくだろう。

さっそく海外のCW局と高速CWで、いろんなやりとりをしているシーンを勝手に「妄想」し始めているぼくがいる。

 

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