先日はIC-705でCtestwinを使って移動運用をしようと思っていることを書いた。それにしてもこのノートパソコン、15インチでちょっとデカすぎる。
移動運用なんだから、もっと小型で軽いノートパソコンがあればいいなと思った。アマチュア無線のソフトを使うだけなので、CPUもメモリもその他もグレードが低くていい。
そこでいろいろ探していたら、HPの11.6インチのモバイルノートを見つけた。その名は「HP Stream 11-ak」今年8月に発表されたまだ新しいモデルだ。値段は税抜き27,000円からという安さだ。こちらの「実機レビューサイト」を見て購入を決めた。
購入したのは、安いけどちょっと面倒なSモード版ではなく、Windows 10 Home(64bit)にした。どこだったかな、ある紹介記事経由で税抜き定価36,800円を30,000円で購入できた。
それが昨日届いたので、さっそく使ってみることにした。おお、やっぱりこりゃ小さいな。HPのロゴが光っていてカッコいい! HP(ヒューレット・パッカード)に決めたのはGPDとかOne-NetbookやLenovoなどの中国メーカーのパソコンは使いたくなかったこともある。
比較してみると、15インチと11.6インチでこんなにも違う。しかもこれなら移動運用で邪魔になることはない。正直言って普段使いでもこれで充分かもしれないな。
さっそくインターネットでいろいろあっちこっちウェブサイトを見てみた。動画も全くストレスなく見えるし、これなら全く問題ない。
さて、今日はやろうと思っていたことがある。それはKX2のファームウェアのアップデートだ。どこかで送信出力が12Wになったと書かれていたからだ。
アップデートをして、外部電源に変えて送信出力を変えてみたら、やっぱり12Wまで上げられることがわかった。ただしぼくの局免は10Wまでなので、申請が必要になる。
ファームウェア変更での送信出力変更ってどうやるんだろうか? でもな、わずか2W程度のことで何か変わるのかというと、わざわざ手間をかけるほどのことでもないなと思う。
この小さなパソコンに変えたのは、IC-705を使っての移動運用のためだ。しかも「CTESTWIN」というソフトを使えば、多くの局と交信するときに、パドルを使わなくてもパソコンのPFキーだけで交信できるのがいい。当然コンテストなら威力を発揮することになる。
新しいパソコンでその設定をやってみることにした。ところがうまくいかない。DELLでやったときは問題なくできたのに、Comポートを設定するといきなり送信状態になってしまう。そこでぼくが持っている「USBIF4CW」経由でセットアップすると今度はうまくいった。
ところがだ、この「CTESTWIN」とログソフト「HamLog」との連携がよくわからない。CTESTWINはコンテストのためのソフトなので、このソフトで集めたログを一括変換してHamLogに引き渡すだけのようだ。
だったら、これを使わなくても「USBIF4CW連携 for HAMLOG」CoopHLを使って、1件ごとにHamlogと連動させたほうがいいじゃないか。CoopHLもPFキーだけで送信してくれる。
というわけで、今日のところはこの組み合わせがベストらしい。ただし、まだIC-705と周波数連動ができていない。やっぱりComポートを設定すると送信状態になってしまう。ここは何とかしないと、実際の運用ではとても不便なので、もう少しいろいろ試してみようと思う。
いずれにしても、CW運用の基本は自分でパドルを打って交信するのが主流になる。やっぱりスキルアップが何より重要なんだよね。このCWの世界では。