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アマチュア無線

「東海QSOコンテスト」に二刀流で参加した

ひと月ほど前に「初めてのCWDXコンテストにチャレンジしてみた」でアメリカARRL主催の電信(CW)部門DXコンテストに始めて参加したことを書いた。

このときにJF9JTSさんが使っていたCTESTWINというソフトで、今日は「東海QSOコンテスト」に参加することにした。もちろんこのソフトは初めて使うことになる。

ただし、今日の午前8時からはWBCの準決勝「日本対メキシコ戦」が行われる。コンテストの開催時間は午前9時から午後3時までなので完全にかぶってしまうのだ。

本当ならテレビの大画面で観たいところだけど、前からこのコンテストに参加すると決めていたので、どちらも大切だ。だからプライムビデオを観ながらの参加となった。

とはいえ、気になってコンテストどころではない。4回表に3ランを打たれてからチャンスがあっても点が入らない攻撃が続いて、このまま終わってしまうかもと思っていた。

そころが7回、8回、9回と怒涛の攻撃で土壇場のサヨナラ勝ち!当然コンテストどころではなくなってリビングに行ってテレビ観戦となった。ほんと凄い試合だったよねえ。

ま、こんな状態だからコンテストの方は参加者が極端に少ない。当然だよね。笑

ぼくの場合はまだCQを出す力はないから、もっぱら呼び周りでの交信になる。ところがコンディションの問題と参加者が少ないこともあって、なかなか未交信の局を見つけることが難しかった。

午後になっても思ったよりCQステーションが増えないが、ダイヤルを回しながら相手を探す。そして交信数が30を超えるとこの局とは交信したのかがわからなくなってくる。

そんな時このソフトが素晴らしいのは、コールサインを入力して「デュプチェック」というボタンを押すと、すでに交信済みの局だとそれを知らせてくれる。

このソフトはあらかじめコンテストを選んで、こちらから送信するシグナルレポートは「5992OO3」(2003は岡崎市のJCCで0-----はO---と打つ)とセットしておく。

こうすることでCQ局をみつけると「DE」ボタンでJA2WIGと送信し、コールバックされると「UR」ボタンでUR 5992OO3と打ってくれる。たったこれだけで交信が成立してしまうのだ。めちゃくちゃ便利。

こんなふうにして少ないチャンスをいかしながら、コツコツと交信数を増やし、無事6時間のコンテストを完走することができた。そして午後3時の終了時間までになんとか50局と交信した。マルチが40で結果はちょうど2000点。

もちろん成績は始めから考えていない。とにかく初めての国内コンテストに参加してみて、とても楽しいイベントだとわかった。正直いってこれまでコンテストなんて興味がなかった。

でもね。どんなこともそうだけど、自分がやってみて始めてそれがいいのか悪いのかがわかるってことだよね。やりもしないであーだこーだいうのはあかんだろうと思った。

それとつぎつぎと相手局を探すことで、相手のコールサインをいかにして、早く読み取るかその実践練習は、日頃の練習とはまったく異なるものだった。それが一番のよいことだとわかった。

つまりCWのレベルを上げるという目的で、コンテストに参加する価値があるということ。練習より実践で慣れるのが一番。そういうことなんだね。

また機会があればぜひCWコンテストに参加してみようと思う。

 

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