今日から「春よ、来い」の練習を始めた。あれ?この前は「上を向いて歩こう」の練習を始めるって言ってたぢゃないのか?
もちろんそっちも練習しているよ。
今はイントロ部分をゆっくり左手だけの練習ちう。だいたい弾けるようになったので、次は右手だけの練習をするところ。これはこれで続けていくよ。
でもね。「春よ、来い」はずっと前からいつか弾けるようになりたいと思っていた曲なんだ。いつか桜の咲く春に弾けるようにと思っていたんだ。でもいつかっていつなの? 「いつか」じゃなくて「今でしょ」って思ったんだね。
そこで迷うことなく、すぐに楽譜をkokomuでダウンロードして練習を始めることにした!
ちなみにこの楽譜は原曲通り♭が5つあるので難易度がちょっと高くなる。そのために初心者向けにキーを変えているものが多くあるけど、ぼくはあえて原曲通りのものに挑戦する。
それにしてもなんど聴いてもいい曲だよねえ。
さあ、イントロ部分のコピーから開始しよう。いちおう楽譜は印刷したけれど、このYouTube動画を速度を0.25(歯車マークの再生速度を0.25に)まで落として、画面を観ながら鍵盤を弾けば何とかなりそうだね。
いつものように最初はまだ弾かない。とにかくこの動画を何回も何回も観て自分の頭の中の鍵盤で弾いているのをイメージする。次に右手だけを練習して、できるようになったら左手だけを練習する。
それができるようになったら両手で練習する。しかも速度は標準の半分くらいで。この練習方法はぼくに一番あっているとわかったのでいつもこうしている。
「新」という言葉はとても心を揺さぶる文字だよね。これから新しいことが始まる。新しいことに挑戦する。新しい楽しみが始まる。そういう意味だからね。
もちろん最初にピアノを弾き始めた曲「フォレストガンプ」は今も毎日かかさず練習しているけど、ようやく最後まで通して弾けるようになったよ。9ヶ月もかかっちゃったけど、諦めずに続けてきてよかったなって思っている。
まだピアノを始めて1年にも満たないぼくだけど、今では自分の人生にとってピアノはかけがえのないもの。そう思えるようになってきた。空港ピアノを観てるとみんなそんなふうに言ってたけど、それがどういうことかがやっとわかってきた。
もちろんギターだって素晴らしい楽器だと思うよ。でもピアノの音は比べものにならないスケールの偉大さ感じる楽器。その音色が一番の魅力だと思う。
いつもヘッドホンを使って練習をしているけど、和音を弾くだけで「あ〜いい音だなあ」って感動しちゃう。きっとグランドピアノを弾いたらもっと凄いんだろうなあ。
「ピアノは小さい時から練習を始めるもの」そして「教室で習わないといけないもの」きっとそういうふうに思っている人が多いと思う。でもそんなことはないよ。ぼくのようにおじいさんになってから始めても、独学で好きな曲が弾けるようになるんだよ。
つまりね。「毎日毎日練習を続けていれば必ず弾けるようになる」ってこと。そして毎日かかざずに弾くことでだんだん楽しくなるよ。やがては人生でかけがえのないものになっていくよ。
例えたったの5分でも10分でもいい。毎日弾くこと。そしてうまく弾けなくてもいい。弾いている瞬間を楽しいと思うこと。それだけ。
前からずっとピアノを始めてみたいと思っていたあなた。人生は一度だけだ。今こそ迷わずあなたもピアノを始めようではないか!